レトロな赤いバスは松江城北側にある武家屋敷や小泉八雲記念館などがある一角へも停まる。
★【松江の武家屋敷】
★【松江市北堀町周辺地図】

冬は冬で雪景色もよいものだが、天候によっては初めて訪れる土地の印象が寒々しく陰鬱なものになることも多い。
が、この暖冬のお陰でスキー目当てで山陰へやってくる観光客には申し訳ないほどとてもいい気分で散策できるのだからありがたや、ありがたや。(-人-)
もし、あなたがたまたま厳しい天候の時に来てしまい「こんな所つまらん!」という感想を抱いているのなら、いつかまた晴れた日に再び来松することを祈りたい。
きっと印象が変わることだろう。
さてバスで直接ここまでやってくるのもよいが、天気のよい日は松江城遊覧船乗り場あたりで下車して堀川沿いにぶらぶら歩いて行くのもかなりオススメだ。
★【ぐるっと松江堀川めぐり】
歩いていくうちに、あたなはいつの間にかするりとタイムスリップした気になってくるかもしれない。
武家屋敷と小泉八雲記念館などの間には【八雲庵】というお茶屋があるのでちょっと一服してみよう。

庭はナチュラルに風情があって、池には立派な錦鯉が悠々と泳いでいる。
天気がよいせいもあって、ちょっと山陰の冬とは思えないような清々しさ。

ここでは食事やお茶だけでなく、のんびり庭を眺めていても楽しめる。
★【八雲庵HP】

ウロから伸びる若木に、この場所の歴史を感じたりするのも一興。

蕎麦が茹で上がるまでの間、フツーに飾ってある武士の鎧に見入るのもよしw

この八雲庵は出雲蕎麦が有名で、蕎麦を食べた後には蕎麦湯も頂ける。
天気がいいとはいえ、やはり冬。
ふーぅ、体が温まる。
ちなみに緑の船は、「緑」と銘打つだけにグリーンでまとめてみましたw

松江のお茶文化は武人の嗜みでもあったが、後に一般庶民でも楽しめるよう「薄茶」が主流になったのだそうだ。
ご覧ください、この鮮やかなグリーンの「若竹」という名のお茶菓子。
美しい一遍の詩を感じさせるではありませぬか。
そしてなにより…
いえ、おいしゅうございましたm(_ _)m。