
★【桜守佐野藤右衛門:「師あり弟あり」:関西発YOMIURI ONLINE】2006年4月5日記事より
「何を学んだとかそんなもんと違う。大きな流れやから」
第16代佐野藤右衛門(さのとうえもん) : 2007年(平成19年)で79歳。

天保3年(1832年)創業の京都・嵯峨野「植藤造園」の社長。
かつて名刹・仁和寺に仕え、当主が代々「藤右衛門」の名を継いできた佐野家の16代目、造園業を営んで5代目、桜守としては3代目にあたる。
★【㈱植藤造園HP】

どうですか?師匠、朝の桜のキラキラ感が出ているでしょうかっ!?
ってこの場合師匠は菅原一剛先生の方ですね(汗)
★【菅原一剛写真研究所】
★【ほぼ日刊イトイ新聞:写真がもっと好きになる。菅原一剛の写真ワークショップ】2006年3月31日記事参照。


なにしろ桜守の16代目佐野藤右衛門氏は、あらゆる桜を知り尽くすが故かソメイヨシノにはたいへんに素っ気ないらしい。
「(ソメイヨシノは)クローンみたいなもんで、どの木も容姿や咲き方が同じ。
面白みも深みもない」
そ、そんなぁ…Σ(´д`*)
でもきれいだと思うのよ、緑の船は。


同じ構図でデジカメの撮影メニューを「風景撮影版」と「トワイライト撮影版」で撮ってみました。
「トワイライト版」の方が桜のほんのりしたピンク色がイメージに近くて、「風景撮影版」の方は遠景を撮るとちょとインパクトが弱い気がします。
が、光が十分にある状態だと「風景撮影版」の方が突き抜けるような爽快な印象を感じさせます。



![]() | 桜よ―「花見の作法」から「木のこころ」まで 佐野 藤右衛門、小田 豊二 他 (2004/02) 集英社 *詳細を見る |



![]() | 木のいのち木のこころ―天・地・人 西岡 常一、小川 三夫 他 (2005/07) 新潮社 *詳細を見る |
撮りながら「うーん、風景版かトワイライト版か、はたまた緑鮮やか版か…」とメニューを変え、悩みながらも楽しい♪

同じような構図で、↑「色」のインパクトを撮るか、↓「全体の透明感」を撮るか…、なあんてね♪

![]() | 木と語る 佐野 藤右衛門 (1999/10) 小学館 *詳細を見る |

この船が妙~に気に入って、この辺りでほとんど写真を撮ってたかもしれない。
船は船を呼ぶのである。



しかしこの日は風邪ひくかと思うくらいホントに寒かった!
花冷えってヤツでしょうか?

![]() | 桜のいのち庭のこころ 佐野 藤右衛門 (1998/04) 草思社 *詳細を見る |