2通目の素敵な招待状が届き、東京での最終夜にそっと参加する事ができました。今年一番の私には最っ高の大人のお年玉でした✨
会場:有明、東京ガーデンシアター
「さあ、一緒に素敵な夜にしましょう!」

ロマンスの夜
=神戸・有明=
(配信してくれてありがとうねー(*´∀`人 ♪!)
本当に、本当に東京での振替公演が開催されて良かった!
そして月曜日の夕方に東京の会場へ行くのは困難…なファンにも朗報の配信有りと言うオマケ付きで開催され、私は1月の半分をずっとウッキウキで過ごせたのですw
★【ロマンスな夜に】2022(R4)/12/10(土) 記事参照〜
しかも東京公演の配信はなぜか当初の予定より1日延長されてて、1月20日(金)の23:59まで(私は土曜日の0:10位まで見れた!)見ることができたので、金曜日の夜はもうギリギリまで堪能しましたよw
(とは言え3時間半位が精一杯。(´∀`σ)σもっと見たかったよ〜)
曲目や構成は基本同じだったけど、東京公演と神戸公演は何となく印象が違う気がしたわね。振替だったからか、ミヤジのあの東京でのコンサートへの意気込みがその印象を変えたのかしら?と思ったり。神戸の方がよりしっとり感があって、「ロマンスの夜」のイメージにピッタリだったと思ったのよ。もしかして病み上がりでちょっと元気がなかっただけだったりして?でも、それが神戸のあの会場では空気感がすごっくしっくりしてて、私は神戸公演の音源もほしいなぁ…なんてw
配信で観た東京での「ロマンスの夜」には、ミヤジにより強めなパッションとサービス精神と言うか、激情も垣間見える公演だった気がしました。
東京公演を見ながら神戸に行った時のおさらいもしておこうと思う♪
そう、これは個人的解釈と無駄に長い愛を綴る「ミヤジの沼渡り、その29」でございます。
…
張り切って文章めっちゃ長くなったのと、油断して途中で更新するの忘れてたらガッツリ消えてしまってしばらく不貞寝した…。ので2部構成で。
神戸と東京を時々比べながらぼちぼちと。
※ちょいちょい思い出しては加筆・修正で追記しとります…(=∀=)

★【#ロマンスの夜】
おお、あの夜を共有してた方がたくさんいらっしゃる。みんな優しいなぁ。
<神戸公演>
○開催日:12月7日(水)、12月8日(木)
○会場:神戸国際会館こくさいホール
そうそう、開演前は静かなピアノの曲が流れていたっけ。
ゆっくり灯りが消えてゆき、暗闇の中、スポットライトに照らされた今バンドのメンバーが一人ずつ下手(左側)から登場。さざなみの様に拍手が沸き起こった。少し間を置いて、最後に細いシルエットが登場すると会場から(待ってました!)とばかりに声にならない歓喜の声が上がり、一際大きな拍手がミヤジを迎える。体調不良で東京公演を延期していた彼を心配し、無事回復した事を安堵してのファンの温かい祝福の拍手だったと思う。
私は天井近くの席だったので、ステージを見下ろす形になるのだが、ドアから挿す光に照らされるように細く長く伸びていたミヤジの影がハッとするほど絵画的だった。その影だけでもう私はワクワクした。これは、今までのステージとはきっと何かが違うものになる!と。(ソロでの縦横無尽のツアーしか知らないのにねw)
<演目>
01
「ジョニー ジョニィへの伝言」
○作詞:阿久悠、作曲:都倉俊一
1973年(昭和48年)3月発売、ペドロ&カ
プリシャスの4枚目シングル
○2020年(令和2年)11月18 日(水)発売、ソロ2枚目のカバーアルバム『ROMANCE』に収録。
<オマケ>
★【宮本浩次-カバーアルバム「ROMANCE」全曲ダイジェスト】
今更ながら、「ジョニーへの伝言」じゃなくて
「ジョニィへの伝言」が正解と気がついた…。
アルバム発売後、3年目にして気が付く私。
ジャケ写にばっかり目が行ってるから。。。
02 春なのに
「春なのに」
○作詞、作曲:中島みゆき
1983年(昭和58年)1月11日発売、柏原芳恵
の12枚目のシングル。
○2021年(令和3年)10月13日(水)発売、ソロ3枚目アルバム『縦横無尽』に収録。
03 まちぶせ
「まちぶせ」
○作詞、作曲:荒井由実
1976年(昭和51年)発売、三木聖子のデビュ
ーシングル。ユーミンが本人をインタビューし
て制作された曲だとか。by wiki
○2022年(令和4年)11月23日(水祝)発売、ソロ4枚目アルバム『秋の日に』に収録。
ソロの縦横無尽ツアーの時も一曲目は静かに始まってて私はゆったり構えていたと思うけど(めっちゃ滂沱してたけどw)、「
<オマケ1>
★【荒井由実 – まちぶせ】
本家の「まちぶせ」のMVにはミヤジが歌った
船の姉妹船が登場する。後方デッキの形状から
こちらはシンフォニー・モデルナ号と思われ。
○松任谷由美:28枚目シングル「まちぶせ」
セルフカバー:1996年(平成8)7月15日
※動画は2019年(令和元年)配信

<オマケ2>
★【まちぶせ/ 三木聖子と石川ひとみの聞き比べ】
「まちぶせ」○作詞・作曲:荒井由実
○歌1:三木聖子…1976年(昭和51年)に発売。
○歌2:石川ひとみ…1981年(昭和56年)に同曲
をカバーし大ヒットした。(動画では3;12から)
最初に聴いた「まちぶせ」石川ひとみの方だった!
そう言えば、いつもモノトーンの衣装のミヤジが黒の上下に白いベルトをしていて珍しいなぁ…と思ってたの。どうも着ていた黒いタートルネックがめっちゃタイト丈だったらしく、私が白いベルトだと思っていたのはミヤジの素肌だった模様。ステージ近くの皆様はチラ見えする素肌に悶絶してたとかw 東京公演ではゆったりめの黒タートルでチラ見えはなかった様な?そうそう、衣装のジャケットがシックでよくお似合いでした。
04 First Love
「First Love」○作詞・作曲:宇多田ヒカル
1999年(平成11年)4月28日発売。
アルバム『First Love』からの3枚目シング
ル。累計枚数96万枚のヒットとなり、アル
バム『First Love』は累計800万枚を超える。
○『ROMANCE』に収録。
<オマケ>
★【宮本浩次 First Love 弾語り】
08「化粧」の<オマケ>と同じ方の動画より。
多分同じ時期の動画からJBL4311のスピーカーと
ケンリックサウンド(※店舗HP参照)でカスタム
したアンプの音?と思われ。なんか、いいのよ〜
こんな音響設備でミヤジの歌に塗れたい♪
いーなぁ、いーなぁ!こんなの部屋にあったらもう休日はずっと籠って出てきませんわよw
浮かれてお店のお値段見て(°_°)そっと手を止め…。グッズでも逡巡しておると言うのに〜
05 赤いスイートピー
「赤いスイートピー」
○作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂こと松任谷由
実(!?)
1982年(昭和57年)1月21日発売、松田聖子
の8枚目シングル。
○『ROMANCE』に収録。
ソロでなく元々エレファントカシマシで出演した番組『The Covers』で「喝采」とともにいち早くカバーを披露していたのがこの「赤いスイートピー」だったそうで、え!このアレンジって蔦谷さんだったの!?(なんか…良かったわねミヤジ、と謎の母親目線発動の私w)
★【【連載】宮本浩次、カバーアルバム『ROMANCE』全曲解説――第2夜“ロマンス” “赤いスイートピー” “木綿のハンカチーフ” “喝采”】rockinon.com 2020年(R2)11月19日17:00配信記事(文=高橋智樹)より (サビのところ、確かに確かに!)蔦谷好位置による新たなアレンジを得た今回のバージョンでは、ギターとリズムトラック、そして《I will follow you/あなたについてゆきたい》のサビで聴かせるハーモナイザー調のボーカル、といった最新鋭ポップナンバーの装いによって、バイタリティあふれる宮本の歌が無限の表現の可能性を秘めていることが真っ向から示されている。「誰もが知っている宮本浩次」の「誰も知らなかったポップの扉」がまたひとつ開け放たれた……という手応えを感じられる1曲に仕上がっている。(略)
06 September
「September」
○作詞:松本隆、作曲:林哲司
1979年(昭和54年)8月21日発売、竹内まり
やの3枚目シングル。
○2021年(令和3年)7月14日発売、松本隆トリビュートアルバム『風街に連れてって!』に収録。
何でだか、ミヤジの歌うこの「September」がすごく好きなのよ。別れの歌で「寂しい」と恋の終わりを歌っているのに湿ってなくてカラッと明るいの。若いうちにこんな感じで恋に破れても明るく歌えるスキルを身につけておくべきだったわ、と思える1曲ですw オシャレな街神戸での「ロマンスの夜」で聴けて嬉しかったな〜♪ そうそう、「ロマンスの夜」ver.の「September」がとても良かった!動画もいいけど、やっぱりステージで聴くと本当に胸に響いてくるのよ。己にいないはずの乙女が憑依します。
07 白いパラソル
「白いパラソル」
○作詞:松本隆、作曲:財津和夫
1981年(昭和56年)7月21日発売、松田聖子
の6枚目シングル。
○『ROMANCE』に収録。
今思うに、何となく9月に恋破れた「September」の彼女の、恋が始まったであろうあの夏の日の思い出…的な流れ!?いやー、切ない!何その仕掛け。そしておそらく「まちぶせ」の計算高くあざとい例の彼女に、彼と喫茶店にいるのを(あのコが急になぜか綺麗になったのは、こんな風にあなたと会ってるからなのね…)とじっと見られていたに違いないw
08 化粧
※ジャケットが大好きなので大きめ♪ いっそポスターを会場特典のグッズにしてほしい…
否、するべきです!
<オマケ>
★【化粧 / 宮本 浩次】
ケンリックサウンド(※店舗HP参照)のカスタム
チューン中華製300B /845真空管アンプに、同店
にてリストアされたJBL4311Bスピーカーにて
(音響情報は概要欄より)…音響沼とかヤバいw
ああ、でもこの音の感じいいのよ〜(´ω`人)♪
「化粧」○作詞・作曲:中島みゆき、編曲:吉野金次
1978年(昭和53年)4月10日発売、中島のアルバム『愛していると云ってくれ』に収録。
○『ROMANCE』に収録。
ミヤジの「化粧」は、CDや動画もいいけど、コンサート会場で聴くとホントにもうヤバい。ヤバいなんて言葉でしか表現できないのがもどかしい。。。(この歌って私のミヤジへの恋歌なんじゃないの!?)と錯覚するほどw
つい先ほどまでその人と付き合っているつもりだったけど、もうどうしたって絶望的に無理って分かってて、でも(この人に愛されたい、あれ、こんな冷たい人に私本当に愛されたいわけ!?愛されると本気で思ってる?でも、いつか、いつかは本当に愛してもらえるんじゃないか…)なんてずっと無様にしがみついてて。そんな自分に嫌気がさして、最後の最後には自分から男に決別を伝えるんですよ。でも、最後にちらっとでもいいから、愛してなくてもいいから、そんな男に一時でも心から綺麗だと思われたい。。。そう思われたなら、もうそれだけで死んでもいい。…なんてね、妄想はタダですw
09 あばよ
「あばよ」
○作詞・作曲:中島みゆき
1976年(昭和51年)9月25日発売、研ナオコ
の12枚目のシングル。
○『秋の日に』収録。
この、中島みゆきの「化粧」「あばよ」の流れは完全に失恋、それも成就する見込みのない手痛い失恋。同じ失恋でもさっきの「September」「白いパラソル」とは対照的な女性像、恋愛気質の違いと言うのか。私はどちらかって言うとこっち組なのでもう刺さる刺さる。これまでも聞いたことはある曲のはずなのに、こんなに刺さったっけ?と思う曲達。うん、わかってるけど。ミヤジが歌うから刺さるのだと。この歌は悲しくてもただメソメソ泣いているだけじゃなく、自分なりの矜持に支えられていて、破れながらも己の決断でちゃんと前を向いて歩いている気がして、そんなところがミヤジの姿とも被るのです。
実にツラい失恋の歌なのですが、「あばよ」の曲そのものはこのワルツな感じのリズム(三拍子?)とちょっとレトロな雰囲気のアコーディオンの音が相俟って詩の内容とは裏腹に足取りを軽くしてくれるので、私は通勤中にうっかり軽快なステップを踏んでしまう時があるw CDや動画よりもステージでの演奏はとても立体的で(当たり前だけどw)、レトロ風なアレンジの小技がすごっく効いていて(この曲ってこんな素敵だったっけ!?)と驚いた一曲です。
=真紅の幕間= 個人的にここから第二幕だと思っていて。
この幕が上がった時の美しさといったら、まるで一枚の絵の様だったのよ…。

これは東京公演の時のもの。ステージのサイズの違いもあるんだろうけど、神戸会場のは本当に”真紅”って感じでドレープももっとたっぷりした印象でもっともっと素敵だったの!(多分に思い出補正が入っているw)東京では赤い緞帳が二重になっていてこの幕は最初からこんな感じで開いていたけど、神戸ではこの幕がスルスルと、正に”開幕”して「喝采」が始まった様な?エレカシファンがびっくりする様な演出だったと思うけど、本当に素敵だったのよ。
10 喝采
「喝采」
○作詞:吉田旺、作曲:中村泰士
1972年(昭和47年)9月10日発売、ちあきな
おみの13枚目シングル。当時25歳、この曲で
『第14回日本レコード大賞』の大賞を受賞。
○『ROMANCE』に収録。
私は「喝采」と聞くと、もうこの「ロマンスの夜」での「喝采」が耳に流れる。51年前の昭和の歌が、真紅の幕とミヤジの歌声と共に鮮やかな音色で聴こえてくる。
11 二人でお酒を
「二人でお酒を」
○作詞:山上路夫、作曲:平尾昌晃
1974年(昭和49年)3月25日発売、梓みちよ
の39枚目シングル。『第16回日本レコード大
賞』の大衆賞を受賞。
○『ROMANCE』に収録。
梓さんは2020年(令和2年)1月末に死去(76歳没)されていたそうですね。合掌。。
「こんにちは赤ちゃん」(1963年:7枚目シングル)では当時大ヒットし、1964年(昭和39年)5月には学習院初等科同窓会に招待され、昭和天皇の御前でこの歌を披露したとか。明治時代以降において日本芸能界初の天覧歌謡曲となった。その後一時期人気が低迷したが「二人でお酒を」はそんな彼女のイメージを変えた久々のヒット曲となった。by wiki
この曲は確かラジオで大竹しのぶが番組の最中、おそらく「化粧」の曲をかけているわずか5分の間に「いいなぁ、私も宮本さんと一緒に歌いたいなぁ♡ ダメ…?」と魔性の女っぷりを発揮して(
(いえそんなキュート過ぎる還暦超え、憧れです。そしてミヤジが楽しそうなので許すw)
★【宮本浩次ー大竹しのぶの“スピーカーズコーナー” 2020.12.05】※「二人でお酒を」のデュエットは0:53;00頃から。
12 翳りゆく部屋
※YouTubeでは「Kageriyuku Heya」…事務所の人へお願い!分かりにくくファンですら辿り着けない様な曲名のローマ字表記はマジやめてほしい。いや、なんか過去の他曲もローマ字表記が増えてない?前から?改悪してるならやめてー(涙)
ちゃんと「エレファントカシマシ:(タイトル)」とバンド名+曲名でアップしましょうよ!どうしてもローマ字で表記したいなら概要欄に載せればええやんね?
「翳りゆく部屋」
○作詞、作曲:荒井由実
1976年(昭和51年)3月5日発売、荒井由実
時代の7枚目、最後のシングル。1989年(平
成元年)12月21日にCDシングルで再発売。
○2008年(H20)1月30日発売、エレカシ18枚目アルバム『STARTING OVER』に収録。
エレカシのアルバムにカバーが収録されたのはこの「翳りゆく部屋」が初めてだそうで、ステージではカバーもあったそうだけどアルバムに収録したことで当時のファンはだいぶ驚いたとか。(※2007年/平成19年12月29日(土) 幕張メッセ「COUNTDOWN JAPAN 07/08」でのライブで歌っている)
だからなのか、神戸での「ロマンスの夜」でこの曲が歌われた時、会場の空気がうわーっと盛り上がった気がした。前よりはだいぶ緩めになったとは言え、ミヤジが体調不良で東京の公演が延期された後のこの神戸だったし、ファンは「うわぁーっ!」と言いたい衝動をグッと堪えてこの歌を聴いていた。私のお隣に座っていた方はPAOの会員さんなのに中々席がご用意されなくてと言っていたのでエレカシ時代からの長年ファンの方だったと思う。(そんなファンクラブ会員の先輩エビバデさんでも中々良席はご用意していただけないのかと…。私も一回は落選だったけど新参一般エビバデの私と同じ天井席で何だか申し訳ない気に…|ω・`)
今から15年も前に発売した『STARTING OVER』はオリコン週間チャートでは7位を記録、『sweet memory〜エレカシ青春セレクション〜』以来7年4か月ぶりにTOP10入りを果たした、エレカシが再々ブレイクを果たしたと言われるアルバムなので、そりゃ、当時からのファンの感慨も深いのでしょう。
★【up&down+right&left その8〜涙で突き進め、笑顔の未来へ〜】2022(R4)/02/18(金) 記事参照〜。
でも、この「ロマンスの夜」の時はこのエレカシカバーとちょっと歌い方が違っていた様な気がする。エレカシでカバーした「喝采」や「赤いスイトピー」の動画もどこかで見たんだけど、それは「エレカシの宮本浩次」でのカバーで、今のソロで歌う「ロマンスの夜」の時のカバーとは佇まいや声の雰囲気がだいぶ違うんじゃなっかったか。私の思い出補正がかかってるからかも。
<オマケ1>
★【◆翳りゆく部屋◆ YOSHIKIさん(XJAPAN)&荒井由実】
<オマケ2>
★【翳りゆく部屋 (2022 mix)】
「翳りゆく部屋」○作詞、作曲、歌:荒井由実
○アレンジ:松任谷正隆
○2022年(令和4年)10月4日発売、『ユー
ミン万歳!〜松任谷由実50周年記念ベストア
ルバム〜』に収録。
あーっ!こっちはちゃんと”翳りゆく部屋 (2022 mix)” て日本語でタイトル記載しとるし!ユーミンも同じユニバーサルなので、エレカシとソロミヤジのYouTubeでのあの曲名表示は一体誰の指示で謎のローマ字タイトルにしてんのかしら!?(『秋の日に』の曲から途中で日本語に改良されてたけど…)古巣のポニーキャニオンですら過去のエレカシ動画(※参考:「はじまりは今」)をちゃんと日本語で(バンド名+曲名)表記していると言うのに…。頼むでユニバーサルの人、全部ちゃんと日本語表記(バンド名or歌手名+曲名)に修正してください。(泣)もはや懇願(。>人<。)
<オマケ3>
★【翳りゆく部屋 /エレファントカシマシ】
こ、これはあの2008年(平成20年)の『STARTING OVER』ツアーの時の演奏では。蔦谷さんのアレンジがエレカシに新しい彩りを添え、不死鳥の如くミヤジが羽ばたいている、私の大っ好きな40代ミヤジの幕開け。
…いや、やはり別物だったと思う。エレカシカバーの「翳りゆく部屋」は、同じ歌詞だけど未練がましい男側目線な雰囲気で(失礼(=∀=;!)、そして「ロマンスの夜」でのソロミヤジのカバー、特に神戸の時のは、ただひたすらに逃れようのない別れの予感を諦めの境地で受け入れる女目線の歌になっていた様な気がするのです。よくよく聴くとこの曲では歌詞は「彼」とも「彼女」ともどちらとも取れるものになっていて、歌い方でものすごく幅広いイメージを持っているんだなと、ミヤジのカバーで改めて認識。

2023年(令和5年)1月16日(月)東京ガーデンシアターにて
「ロマンスの夜」で歌う(※ミヤジ56歳)
しかし、そんな名曲としてのポテンシャルを置いても、オープニングでパイプオルガンの後にバンドの伴奏と一緒にドラムとピアノの音と入るミヤジのあの声!あの(♪あーーーー)の歌声だけで私は持っていかれる。ステージで聴いた時はすぐには何の曲だったか分からなかった私でも、この最初のたった30秒で鳥肌が立つほど惹き込まれた。そして、東京公演のライブ映像を配信で小さな画面で観ているだけでも、最高のライティング演出もあり本当に神懸り的な存在感があったのを思い出した。
…からの、
13 愛の戯れ
「愛の戯れ」
○作詞:橋本淳、作曲:筒美京平
1975年(昭和50年)2月1日発売、平山三紀
のシングル。
○『秋の日に』に収録。
この歌はね、ステージで聴くとハマるわ。(何に!?)
これも男女の心と体のすれ違いを歌った、恋の終わりを知って泣く女歌なのだけど、筒美京平マジックなのかミヤジのエッセンスが加わっているからなのか、深刻にならずどこか軽みがあって好きなのよ。「あなたには愚かな事が、私には救いになるのよ」ってところがいいのよ。うんうん、お気に入りの歌は何度も聴くわよねw
今まで知らなかった歌なんだけど、ソロミヤジの『秋の日に』のカバーで知ってお気に入りになった、自分でも歌いたいと思う曲です。歌の内容は「翳りゆく部屋」と同じ様な心のすれ違いや恋愛の終わりの予感を歌ったものなのに、50代半ばを過ぎたミヤジが歌うこの歌には、ミヤジにも自分に対しても、たまらなく愛おしいと思える人生の煌めきや優しさを感じるのです。
※=第2幕= ここまで
(…と個人的には一区切り。14曲目の「異邦人」から=第3幕=へ)