この2021年(令和3年)の元旦に上げられていた「夜明けのうた」が、この年の大晦日の紅白で選ばれたことを嬉しく思うと同時に、ミヤジへの祝福を全国のエビバデさん達と共に寿ぐ今を心から喜びたい。今回も「ミヤジの沼渡り、その17」にて個人的解釈と無駄に長い愛を綴っておりますが、久々にしみじみとした良い年越しになりそうです。
★【宮本浩次-夜明けのうた】2021(R3)/01/01公開のMVより
(※公開時はまだ54歳、令和3年6月でミヤジ55歳)
◯作詞作曲:宮本浩次
2020年(令和2年)3月4日発売:1st ソロアルバム『宮本、独歩。』より
※テレビ東京系「ガイアの夜明け」エンディングテーマ
この歌はねぇ、いい! 動画でもCDでもいいけれど、ステージで聴くと全く違う不思議に力がある、素晴らしいとしか言い様がないそんな歌です。
特に初めてのライブで、会場で直接聴いた時のあの感覚は忘れられない。
「光の世界」から続く2曲目にこの「夜明けのうた」で、どちらもドッカーン!と興奮を打ち上げる曲ではないの。そもそもが宮本浩次をしっかりステージで聴いた初めてのコンサートで、曲順は大体ツアーの情報で知っているわけで。なんというか、私個人はまっさらな様子見な状態なわわけです。エレカシのエビバデさん達のノリや今までの宮本浩次ソロのノリもイマイチ知らないし。(ビデオでは観て知ってはいたけど)
それがね、最初の「ゆ・め・み・る人、私は〜」からもう溢れ出る涙w
いえ 滂 沱 (T_T) 滂 沱
正直、なんで泣けるのか自分がwhy?意味わっかりません。でも、涙が出て仕方ないのです。行きたかったライブに初参戦できた喜びや感激はそりゃあありましたが、自分としてはそう高揚していたつもりはなく(いや多少はしてたのでしょうがw)、ただただ、スゥーーーっと胸にミヤジの歌声が入ってきて、それがそのまま胸を静かに昇り目から涙になって出た。そんな感じだったのです。…どう表現したらいいのか、どの感情が正解なのかも未だに分かりませんが、謎のデトックス感とでも言いましょうか、不思議な爽快感を伴う魂の洗濯とでも言えまするが…ああああもどかしい、あの感覚どう説明すればw
強いて言うなれば、もし、もし宮本浩次のコンサートに行ける機会があるならば、何がしか少しでも興味があるのなら、是非行ってほしい。受け取り方は人それぞれでしょうが、ミヤジの今に触れてほしい。このツアーのチケットはほぼ一万円と決して安くはないけれど、損とか得とかでなく、それはきっと素晴らしい時間になると思う。動画やビデオもいいけれども、是非同じ空間を、その耳で体で音楽を感じてほしいと思う。
感染者が減ったとは言えコロナ禍の今、私は幸いなことに生活も特に辛い状況にあるわけでもなく、むしろ今までの人生で一番落ち着いていてかなり幸せな時間を過ごせている方なので(まあ、それまでに色々ありましたが)、この歌に救われると言ったようなそんな感じではないのです。でもどうしてだか、涙が出て出て仕方なかった。悲しみの涙でもなく歓喜の涙とも違う。こんな感じの涙はライブで流したことがなく、しばし自分に困惑しておりました。
でもそんな「why?」はすぐ横に置いてただ歌に揺れて、ミヤジの歌声に全身で浸っておりましたが、その幸福感たるや。
「いい歌をみんなに届けるんだ!」
「私は今は何よりもこのツアーを大事にしていて」とYouTuber大作戦!で熱く語っていたミヤジの言葉を思い出し、過去のインタビューでも語っていた言葉を思い出し、ああ、ミヤジの歌への思いはいつもこんな感じで一生懸命なのねと納得しながら、この一年で30周年のエレカシの活動もソロになったばかりの頃の活動もすっ飛ばして、でも55歳の今のミヤジのあの魂に触れるようなステージを今、そう今!リアルタイムに体験できている、いやこれ私幸せでしょ。幸せでなかったならこの気持ちはなんだと言うのかw
私は言わば敗者復活戦でギリギリになってこのコンサートチケットを掴んだんですが、もう何回も何箇所も申し込んでいるのに「チケットがご用意されませーん!」と嘆いておられる長年のファンの皆様も大勢いるわけで、それだけでもかなりラッキーだったと思うのです。が、あの、びっくりするくらい広大な客席のアリーナ席だったのです。後ろの扉からオロオロ歩きながら「えーと私の席は…、…え!?…ん?…ええ?!…えーーー!!」とこれまた困惑するくらい前の方にあり、もう何回席の位置を確認したことか(@_@;)マジ⁉︎
喜んでいたら「そこ私の席なのでどいてくれる?」と言われるのではないかと、座ってはチケットを見て椅子の座席票を確認しと、立ったり座ったりw(いいの?ホントに私の席ここでいいの!?)としばらく挙動不審な人でしたよ。。。だって!ステージで音響チェックしてるスタッフの顔が普通に見えるんですよ!?これこの距離、ミヤジが歌ったらマイクなくても聴こえるくらい近いんですよ!?周りの関西弁の
ああ、今年の幸運は最大限にピンポイントで使うべき時に使い切ったと思いました。神様ありがとう、本当にありがとうございました(T人T)

流石の大阪城!石垣とか凄くてじっくり見たかったけど時間なかった。
あのチケットは、ここ数年で一番と言っていいクリスマスプレゼントでした。なので、全力で楽しんできました!
泣いて、笑って、踊り狂ってw(声が出せたらきっと変な声で叫んでたw)
正直普段運動しない身としては途中で息切れしてヘトヘトになって座ろうかと思ったんですが(バラードの時は座ったw)、55歳のミヤジがあれだけ腹筋ふり絞ってステージ上を走り回って歌っているのに、何だか「私も負けてたまるか!」みたいな火がついて最後まで腕を声の代わりに振り回して拍手喝采してきました。しかし声が出せないって辛いねー(。>(ェ)<。)ウググ!
公演が終わったのがもう20:30くらい(2時間半!)だったのですが、規制退場と言うことで、私が席を立てたのが20:50頃?もう電車の時間があったのでダッシュして大阪城公園前の駅まで意外と遠くここのところない距離を走りました。この年でライブの後でさらに走るとか死ぬかと思った…。
12月19日(日)の大阪城ホールでのコンサートでたくさんの歌を聴いて、どれもそれぞれ素晴らしかったけれど、今年の紅白出場と選曲もありこの「夜明けのうた」は私にとっても特別な歌になりました。
令和3年の始まりと締めくくりに相応しい、素晴らしい曲と出会えた今年をしみじみと噛み締めています。
素晴らしい歌をありがとう、ミヤジ!
そしてソロでの紅白出場㊗️おめでとう!
大晦日、楽しみにしとるでね。
「あんたは大器晩成型なのよ」
きっと、亡くなったお母様もお喜びと思います。きっと届くと思います。
日本中にこの歌よ、届け〜☆*:.。. ☆*:.。. o(。>ω<。)ノ.。.:*☆!