死闘の果てに…

( ノД`)<oh!noー!
負けた時の私は正に
こんな感じでした…
準決勝…日本🇯🇵0:1🇪🇸スペイン
3位決定戦…日本🇯🇵1:3🇲🇽メキシコ
★【日本、決勝進出ならず 延長後半に失点しスペインに敗戦/男子サッカー詳細】日刊スポーツ 2021年(R3)8月3日22:55記事参照〜
★【男子サッカー日本53年ぶりメダルならず 3位決定戦メキシコ戦は13・2%】日刊スポーツ 2021年(R3)8月10日10:44記事参照〜
そうそう、めっちゃ悔しかった男子サッカーの銅メダルを賭けたメキシコとの一戦も忘れがたく、私の東京2020(+1)の思い出カプセルは続いております。と言うか、準決勝スペイン戦で0:0で終えた前後半戦後、延長戦までいってロスタイム(※今はなんちゃらタイム?…何回聞いても覚えられず)ではなかったけど、押し負けた時の方がかなりがっくしきたけど(応援し過ぎてw)、3位決定戦の対メキシコ戦で銅メダルに届かなかった時は頭を抱えて何故か英語で「oh!noー!」でした。残念だったね。。。
実はこのオリンピックの時のサッカー日本代表(U-24)はメンバーもよく知らなくて、でも何回か試合を見ていると、特に誰がと目立つ選手はいないように思えたのですが、全体的に「あれ?なんかよく分からんけれど…何気にみんな上手くない!?」と、とてもバランスのいい実に玄人受けするチームの印象でした。昔は自陣で日本代表がコロコロボールを回していたりするとハラハラしたり「何チンタラ転がしとんじゃーっ!」とイライラしたりしたものですがw、今回のオリンピック代表のメンバーにはそんな不安がなく、なんてみんな落ち着いているんだと感心しきり。(最後の最後はキーパーが敵地まで攻め上がっていたのにはびっくりしたけれど、そんなガッツも頼もしいw)
そして、まだ20歳の若い選手がオリンピックでメダルを逃してこんなに泣くなんて、と驚いたのですが、彼らは「優勝!金メダル!」と本気で挑んでいたのですよね。サッカーでオリンピックで日本が優勝を目指す…。(遠い目)
ごめん、サッカーには私はつい「まあ、負けても仕方がないよね」という意識がどこかにあって、現役の彼らの意識とそのギャップに驚いたのです。
「いつかは優勝したいな」みたいなふわふわした夢でなく、実現可能な目標に掲げるくらい今の日本代表が強くなっていることに、ドーハの悲劇(カタール🇶🇦のドーハでの一戦。1993年/H5年/10月28日:日本🇯🇵対🇮🇶イラク戦)からの長い道程を思う私です。。。あの試合からなんともう28年なのね。
★【真夜中のロスタイム。ドーハの悲劇――1993年10月28日】2020/R2/10/28(水) 8:09配信(フリーライター:川端康生氏の記事)参照〜。
アメリカ・ワールドカップ予選の最終戦。このロスタイムの失点で、日本は目前にしていた初出場を逃した。
ちょうど27年前の今日、1993年10月28日――その真夜中に「ドーハの悲劇」は起きた。
視聴率はテレビ東京開局以来最高の「48.1%」だった。そして無言状態は約30秒。
つまり、あのとき日本人の半分が、深夜に同じ画面を見つめたまま固まっていたことになる。たぶん有史以来初めての出来事だったに違いない。
そう、当時のその半分のうちの日本人の一人が正に私でした。
当時の選手達の目標は「予選突破!夢のW杯本戦へ出場!」でその切符を逃してボーゼンとしていましたっけ。目標を目前にして土壇場でその切符を失った正に悲劇だったのですが、当時のTVの実況はロスタイムで「さあ、もうW杯の出場は決まったも同然です!」とか言っていて(いやいや、笛が鳴るまでそんな事言っちゃダメでしょ!)と思っていて、ピッチ上の選手達がどんな風に思っていたのかは分かりませんが、ほんの一瞬、不意を突かれたその矢先のイラクの攻撃での事だったので、失点した後のあの空気は今でも覚えています。
結果、日本🇯🇵2:2🇮🇶イラクとドロー。2:1のまま勝っていれば日本はそのまま本戦出場できたのに、同点になった事で、グループ内で他出場国の最終戦の勝敗による得失点差でギリギリ出場を逃したのです。
(ま、実は私も当時は「ん?え?…同点なのにダメなの?なんでだっけ?」と隣で頭を抱えていた人に得失点差のシステムを聞くまで、どうにも”悲劇”が理解できなかったわけですがw)
そして、この東京2020(+1)でのオリンピックのサッカーですよ。
グループリーグから勝ち上がる彼らの強いこと強いこと!しかし、準決勝で敗れ、目指す優勝は潰えました。(優勝を目指しているなんてこの時は知らなかったのですが)残るは3位銅メダル。ここまでのスケジュールでどちらも疲労困憊、しかしグループリーグで一度は勝っている相手、勝てない理由はない!そして…。
★【U-24日本代表 1-3でメキシコに敗れ、東京オリンピックを4位で終える】JFA.jp:2021年(令和3年)8月7日(土)記事より
第32回オリンピック競技大会(2020/東京)の男子サッカー競技の3位決定戦、ブロンズメダルマッチが8月6日(金)に埼玉スタジアム2002で開催され、日本🇯🇵はメキシコ🇲🇽と対戦しました。
MF #7 久保建英 選手 (レアル・マドリードCF/スペイン🇪🇸)
あんなに泣くこともないですが、もう終わってしまったなという思いと、メダルを最後に獲って勝って終わろうと言ったのに、獲れなかったことに対して涙が出てきたのだと思います。自分が決めていれば、自分がアシストしていたら、自分がPKをとっていたらと、いろいろなことが頭を巡っていました。
メキシコの方がいい入りをして、気持ちがあって、自分たちにはそれが足りなかったのかなと思っています。

試合後、ピッチに倒れ泣きじゃくる久保選手を慰めるメキシコ選手達
うん、あんな姿を見たら慰めたくなりますよね…w ありがとう
Muchas Grasias…🇲🇽buen futbolista.
(そう言えばメキシコはスペイン語圏なのね)
また、メキシコ🇲🇽のハイメ・ロサノ監督は「日本は何度もゴールに迫ってきて非常に厳しい戦いとなったが、選手たちはよく戦ってくれました。日本は非常に良いチームですが、銅メダルに関しては我々が絶対に獲りたいと思っていました。たとえ開催国であっても獲らせないと思って試合に臨み、私のサッカー人生の中で絶対に忘れられない日となりました」と振り返り、疲労困憊の中で戦い抜いた選手たちの健闘を称えた、とありました。
メキシコ🇲🇽陣の、この貪欲なる勝利への執着、泥臭くも最後まで諦めない各人の粘り強い肉体、精神性は見習いたいところでもあります。着物プロジェクトで製作したメキシコをイメージした着物を見た時に「強そうでクール!」と思いましたが、正にその強さをこの試合で感じました。
★【TOKYO2020(+1)Beautiful mind 1】2021(R3)/08/19(木) 記事参照〜
悔しいけれど、本当にこの3位決定戦のメキシコは強かった!
銅メダル🥉🇲🇽おめでとうございます!
そして、惜しくもメダルを逃しましたが、我が日本代表もよく戦いました。
終わってみれば、結果は負けでその時は悔しい気分もいっぱいでした。しかし、我が蒼き日本代表の試合は実にクリーンで素晴らしいチームワークを見せてくれました。あの戦いっぷりは日本の誇りです。負けたけれど、胸を張って誇れる、そんなチームでした。本当にお疲れ様でした。
(。>ω<。)ノ🇯🇵ヽ( ´_`)丿🇯🇵ヽ(´д⊂)そして誇り高き蒼き闘志をありがとう!
ドーハの悲劇の無音を共有して28年、今回はこの東京2020(+1)の自国開催のオリンピックでメダルを逃して泣きじゃくるこの若者の姿に、しみじみと「夢」とはどんなに時間がかかっても確実に人を、あるいはチームを成長させるんだろうなぁ…と感慨深く思ったゲームでもありました。
そんなことを思わせてくれた彼らに、試合後の熱を撫でてくれるような爽やかな風を届けたい。
と、さりげなく差し込む「ミヤジの沼渡り、その10」です(=∀=)ホホホ
以下個人的解釈と無駄に長い愛をry
★【エレファントカシマシ - はじまりは今[Official Video]】
※なんか、最近(2022/06/10)になって古巣のポニーキャニオンがエレカシのこのMVを公式として配信し始めてたので差し替えたけど。。。うーん、でもエレカシの現事務所の公式ではない…のに公式ってありなの!?と複雑なのです(ポニーキャニオンの公式ってことでしょうが)。…ですが、今事務所のユニバーサルより表記がちゃんとしてて「バンド名+曲名」と記載してあってすごくしっかりしてるってどー言うことなのさ!?ユニバーサルも謎ローマ字表記(しかも曲名だけ)と手抜きしてないでしっかりしなさいよー!
時々差し込まれる瞳のアップが怖いw
エレファントカシマシ17枚目のシングル「はじまりは今」
◯1998年(平成10年)5月13日発売(※発売時ミヤジ31歳)
◯作詞・作曲:宮本浩次
◯編曲:宮本浩次、土方隆行
この年はエレカシの7年ぶりとなった武道館公演を行っている。(1月3日、4日の2Days)その後のシングルですね。
DVD『エレファントカシマシ コンサート1998 日本武道館 "風に吹かれて"』にデビュー当時の曲から当時ヒットした「風に吹かれて」までを網羅したベスト的な内容。(by CDジャーナル データベースより)と、その様子が収録されている。そして、このライブからお正月の武道館ライブが恒例になったとか。いいな〜、お正月からエレカシw
1997年(平成9年)は、シングル13枚目「明日に向かって走れ」2月19日発売、14枚目「戦う男」3月14日発売、15枚目「今宵の月のように」7月30日発売(大ヒット!)、16枚目「風に吹かれて」11月7日発売とポニーキャニオンに移籍してからバンバンと活動しております。
その翌年の初夏でこの17枚目「はじまりは今」を発売。正に、メジャーでヒット曲を出してここからが本番だ!という気持ちもあった頃の曲でしょうか。
硬派なイメージのエレカシにしては割と珍しいMVに思えます。森の中で爽やかに歌いつつ、どこか(やってらんねぇな…)とでも言いたげな雰囲気のこの表情。この森の中で歌うMVが気に入らなかったとか?メジャーシーンに返り咲いてのこれから!と言う時でしょうになんだかそんな気合いや力み、みたいなものが感じられません。
でも、その力みのない感じがまたいいのですよ♪
「武蔵野」で自分の一つの完成された表現と言っていた「激しくもなく、憤るでなく、淡々と歌う」というスタイルはここでも表現されていますが、この頃はまだ全体的にゴツゴツしてますね。青い梅のような硬くて酸っぱい雰囲気とでも言いましょうか。

明日ある限り、バカらしくも鮮やかな夢を追いかけて行こう
エレカシがデビュー後7年間ヒット曲もないままに一度レコード会社から契約解除され、しかし腐らずに歌を作り続け歌いつづけ、「悲しみの果て」で再びメジャーシーンに返り咲き、「今宵の月のように」でヒットした後のこの歌を、このオリンピックで戦った蒼きサムライ達に届けましょう。
★【はじまりは今】こっちの方が若干音がつるんとしているような?
2009年2月4日にポニーキャニオンから再リリース?(こちらの映像は手抜きw)
♪ はじまりは今
僕らの前に
髪をなびかせて 行く君がいる ♪
23年前の歌ですが今時の若きサッカー選手達にも届けたくなる、そんな歌詞です。(ちょっとセンチメンタル過ぎかしらw)
サッカー選手として、もうすっかり大人な蒼き日本代表の彼らは、きっともうドライに毎日を次の試合へ向かって突き進んで行っていることでしょう。
がんばれニッポン🇯🇵!