早かったと思った夏を振り返っていたら、すぐそばを秋が駆け抜けてゆく。
気がついたら11月8日(金)はもう”立冬”だった。
冬…。
いやいや、まだそれは暦の上のお話で…って思っていたら、そのうちすぐに冬将軍がやって来るのでしょうか。

待って、待って! ほら、落し物ですよ!
とある休日。

ドライブ途中で見つけた、山の中腹にある山小屋のようなレストラン。
ランチに寄ったこの場所がとっても良い感じだった。



メインはこのエビフリャーのような1本丸ごとの人参だったのだけど、めっさうまし!と言うか、お店の周りは畑で、お野菜は自家製のようで、ここは野菜がおいしくて人気のレストランのようだった。
こんな山の中腹のちょっと分かりにくい場所なのに、店内は予約のお客でいっぱい。(フラッと寄ったので我々はカウンター席だったのだけど、予約してると山を望む景色の良い席に座れたかも)
こんな場所なのに!?とびっくりしたけど、でも分かるわー。
お店の雰囲気も良いし、ランチは美味しいし。
ここで焼いていると思われる、この「五」の字印のパンがまた美味しかった。
。。(´-`)モグモグ思い出してまた味わえるわw

とっても気に入ったこのお店。
ここの何が良いって、個人的にはこの場所の風景そのものが良いんだな。
料理のお味やお店のご夫婦(だったと思う)のお人柄はもちろんだけど、なんとも忘れがたい印象なのは、お店の雰囲気そのものもそうだったけれど、きっとそれらを取り巻くここの場所の風景がとても素敵だったからなのだと思う。


それとも、
美味しいランチがこの風景をより美しく思い出させてくれているのかも!?
立ち止って、ふと振り返るここの風景の印象は、誰がどうやって作っていると一言では説明できないだろうけれど、全くの自然の世界とも違う人の手が丁寧に入った里山のこんな風景は、私は何となく安らぐし美しいと思う。
私の好きだなぁと思う ” 風景 ” の一つがこんな感じです。…と♪「Scenery 」♫を聴きながら、故福居良氏にそっと呟く、秋晴れのとある休日。
★【船と海とジャズの風景 〜スローボートからの手紙〜】2019/10/12(土) 記事参照〜。