航海記 ♪歌いながら行くがいい♪
私の船は、時々歌いながら旅に出る。
2019(R1) 船の科学館と南極観測船「宗谷」へ寄せて 10年後のラブレター

小さな美術館その2の派生的番外編みたいな?

川瀬巴水の「品川沖」→ 御台場 → 2009(H21):お台場ガンダムと「宗谷」 → 2019(R1):船の科学館と南極観測船「宗谷」へと続くこの感じw




その小さな美術館その2の中で、船の科学館の位置を貼り付けたグーグル先生の地図をふと改めて見ると…




スクリーンショット 2019-06-15-

あれ!?「宗谷」が移動してる…。

前は船の科学館からすぐ横だったけど、これでは人々の足が遠退くではないか!?
緑の船としては老朽化がこれ以上進む前に陸に上げて本気で保存してほしい。金か?金がないのか!?
・゚・(´д⊂)ヌオー


…とグーグル先生の出した写真で泣いていたが、船の科学館HPをよくよく見ると、現在は本館そのものは展示公開休止中だけれど、別館では一部展示中で「宗谷」も船の科学館前で一般公開中とある…??あれ?




201906-funenokagakukan-bekkan.jpg
2019年(令和元年)6月:船の科学館HPより



ふんふん?

初代南極観測船“宗谷”の整備工事に伴う見学休止に
   ついて(平成26年12月1日~平成27年1月3日)


初代南極観測船 “宗谷” の整備工事に伴い、下記の期間の見学を終日休止させていただきます。
大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
なお、“宗谷” の見学休止中も、年末年始休館日を除き、別館展示場はご見学いただけます。

*見学休止期間
 2014年:平成26年12月1日(月)~
 2015年:平成27年1月3日(土)

【平成26年12月27日(土)~ 平成27年1月3日(土)は年末年始休館日のため、「別館展示場」も休館】
※ 宗谷の整備工事につきましては、皆様からいただきました「宗谷の保存寄付金」を工事費の一部として活用させていただきます。

皆様の温かいご支援に感謝申し上げますとともに、お近くにお越しの際は、是非ともお立ち寄りくださいますようお願いいたします。

 船の科学館HP「2014年>お知らせ」



南極観測船“宗谷”一般公開の再開について
         (2017年:平成29年4月1日再開)


南極観測船“宗谷”は、東京都が設置する「新客船ふ頭ターミナル」の工事に伴う隣接桟橋への移設のため、
 2016年:平成28年9月1日(木)〜
 2017年:平成29年3月31日(金)の間、
一般公開を一時休止しておりますが、
 2017年:平成29年4月1日(土)から
一般公開を再開いたします。




南極観測船“宗谷”ご見学に伴う迂回路のご案内
     (2017年:平成29年5月9日~7月10日頃)


南極観測船“宗谷”は、東京都が設置する「新客船ふ頭ターミナル」の工事に伴い隣接桟橋に場所を移動して一般公開を再開しておりますが、新たに東京都が行う「13号地新客船ふ頭連絡通路取付部建設工事(その1)」のため、見学経路が以下のとおり一時変更となります。
工事期間中はご不便をおかけいたしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

※”宗谷”最終乗船時間は16:45となりますので、時間に余裕をもってご移動下さい。
201706-souya-ukai.png


 船の科学館HP「2017年>お知らせ」より



【祝 生誕80周年】2月16日は
            “宗谷”の進水記念日です!


船の科学館で展示公開をしている
初代南極観測船“宗谷”は、

今から80年前の1938年(昭和13年)2月16日に進水し、今年(2018年:平成30年)で
     生誕80周年を迎えます!


現在当館では、“宗谷”生誕80周年を記念して、様々な記念行事を計画中です。
その第一弾として、進水記念日の2月16日には“宗谷”を「満船飾」で飾るほか、当日ご見学頂いた方のうち、先着80名様に「素敵な記念品」をプレゼントさせて頂きます。是非この機会に“宗谷”をご見学ください。
※記念品配布場所:“宗谷”入口(先着80名様限定)

20180216-souya80th.jpg

 船の科学館HP「2018年>お知らせ」より



 マジか…!!

  ( ゚д゚) ガタッ
  /   ヾ
__L| / ̄ ̄ ̄/_
  \/   /


知らぬ間に「宗谷」は祈るように願っていた整備工事も済み、一時的な公開中止期間を経てまた一般公開されていた。船の科学館の対岸で。(と言うか最近までHPちゃんと見てなかった…)


2014-souya-kouji.png

おお…、あの頃あまりにボロボロで見ていて痛々しかった船体がこんなにキレイに!(´;ω;`)うっ



確か、2009年(平成21年)のガンダム以降にも再度ここを訪れてはいたんだが、その時もまだペンキは色々とハゲハゲだったり錆びも浮きまくりで
(この船はこのままで大丈夫なんだろうか。。。
 次に来た時にはもう、いなくなってたりしないだろうか…)

などと不安に思ったのを思い出す。


201408-souya-fune.jpg

2014年(平成26年)8月撮影:「宗谷」甲板より


その時は確か2014年(平成26年)8月。
まだ整備工事完了前だったろうしガンダムからすでに5年…。パッと見、一向に補修が進んでいるようにも見えずボロボロ加減に拍車がかかっていた状態だったからだろうか、余計に不安になったんだと思う。(多分少しずつ補修はしていたと思うんだけど…)
もちろん、訪れる度に「宗谷」保存のための寄付金として募金していた。
けれど、募金箱はひっそり置いてあるだけで正直こんな地味な募金活動だけで何千万とかかるであろう工事に間に合うのだろうか…とヤキモキもしていたものだ。
(*なぜ2014年の8月かと言うと、東京は青山で公演中の『ガラスの仮面』の舞台を観に行った時だったからw)→舞台『ガラスの仮面』はこちらで参照★【おそろしい子!〜舞台『ガラスの仮面』】(スローリィ・スローステップの怠惰な冒険)サイトより

「“宗谷”保存募金」の活用報告について

平成15年(2003)3月から「“宗谷”保存募金」を開始し、平成23年(2011)3月末までの8年間で、合計10,717,649円の寄付金を皆様よりいただきました。

いただきました寄付金は、
平成17年度事業として腐食が進んだ船橋上部コンパスデッキの全面的な補修工事費:4,200,000円
平成26年度事業として雨水の漏入等が見られた「船橋回り」、「煙突回り」、「作業艇ダビット」、「端艇甲板」、「バルジ上部」等の保存整備工事(別添の工事概要資料をご参照ください):残額6,517,649円
を使わせていただきましたことをご報告申し上げます。

ここに、改めてご寄付いただきました皆様に御礼申し上げます。今後とも、当財団の事業並びに“宗谷”の保存・展示にご理解とご支援を賜りますようにお願い申し上げます。

2015年:平成27年1月15日
公益財団法人 日本海事科学振興財団 「船の科学館」


*8年間で10,717,649円 ≒ 年/1,339706円(年額約134万円くらい)!
 
ありがとう、ありがとう、全国の皆様!
私は関係者じゃないけど…(´д⊂)

寄付してくれた皆様本当にありがとう!



ささやかではあるのだがあの時「宗谷」のために寄付したお金が、その後きちんと整備工事に活用されていて、こんな風にキレイになってて本当に嬉しい!(まるで我が子の晴れ姿を見ているよう)

しかも去年はその「宗谷」の80歳の誕生日(*進水式記念日)でみんなにお祝いされててそれも嬉しい!傘寿だったというのにそのイベントをすっかりスルーしてた私って…orzまあ色々と忙しかったからなんだけど…と言い訳)

★【【生誕80周年】お台場・船の科学館の南極観測船「宗谷」を見学、写真も撮ってきました】(人生をちょっと楽にする。いろはにほっと手帖)サイトより



しかし、募金のアピールが謙虚すぎて地味なので、もっと広く!もっと大きく維持保全のための募金寄付金を募ってもいいと思うの… |д゚) <と言うか分かりやすくしっかり募った方がいいと思うの…小銭を入れる募金箱を置くだけじゃなくて、数万円くらいの寄付ができるようなふるさと納税みたいなシステムをサイトに作るとか。最近はクラウドファンディングを利用するとかあるよね…)

=クラウドファンディング
  (英語: Crowdfunding)とは=

不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す。
群衆(crowd)資金調達(funding)を組み合わせた造語である。

by Wiki





私が「宗谷」に恋したのはかれこれ10年前のことだが、ともかくまだあのオレンジ色の「宗谷」がここにいることが嬉しいよ・゚・(つД`)・゚・!

維持保存活動に関わってくださっている
         全ての方々に敬礼!
(。>ω<。)>













とは言え一抹の不安もまだ。。。



今「宗谷」がいる場所はかつて青函連絡船の「羊蹄丸」がいた場所。
その「羊蹄丸」は一体どこへ…?と思ったら、なんとすでに解体されてもうない!?とか。
(★【今はもう乗れないお台場・羊蹄丸の記録】音楽と本サイト参照)
船の科学館前にあった戦艦陸奥の主砲が「新客船ふ頭ターミナル」の工事に伴い移設…と言うか横須賀へ里帰りしてたり…と言うかターミナル工事に伴い撤去したものの再設置する資金が調達できなくて廃棄しようとしてた!?とか。
(★【戦艦『陸奥』の4番主砲が横須賀へ】K-BLOGサイト参照)
ゆりかもめの駅名が「船の科学館」からいつの間にか「東京国際クルーズターミナル」などと言うつまらん駅名に変わっていたりとか、これから「宗谷」はどうなるんだろうと。。。

大型客船のターミナルがどーんと岸辺を塞ぐ形でできることによって、クルーズターミナルへの車両用通路が今「宗谷」がある場所と船の科学館との間に作られるみたいだけど、そうなるとますます「宗谷」へ向かいにくくなるような気がするんだ。。。(ターミナル工事の後「宗谷」はまた船の科学館前に戻るんだろうか?だったらいいな…)

20200714-Tokyo-International-Cruise-Terminal.png
 (*クリックすると図が大きくなります)
★【東京国際クルーズターミナル】HPより




緑の船は今時の大型クルーズ客船のデザインがイマイチ好きになれないのよ。なんかマンションが浮かんでるだけみたいで…
けれど、やはり「クイーン・エリザベス号」は別格。
巨大なのに佇まいが美しい…
★【2020年秋・東京国際クルーズターミナルにクルーズ客船 「クイーン・エリザベス」 が初入港します!】(東京国際クルーズターミナル)HPより

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 (*クリックすると図が大きくなります)
★【クルーズ|公式キュナード・ライン(CUNARD)】(客船:クイーン・エリザベスのページ)より


そう言えば、最近はよくこの豪華客船のクルーズについてTVで見る機会が増えたなと思う。と言っても、マツコの知らない世界とか陸海空の豪華客船アースシリーズ(ナスDの頃の)とかだけど。。。

★【陸海空『クイーン・メリー2』とは?REINAの豪華客船新章がスタート!7月25日放送内容まとめ】2017年(平成29年)(TAKE IT EZ 気楽にいこうよ)サイトより

★【御礼 マツコの知らない豪華客船の世界 第4弾】(クルーズへのお誘い by Sumiko Ueda*クルーズライター・上田寿美子がクルーズの魅力を綴るブログ)より
★【上田寿美子さんのプロフィール】(Cruise planet 東京発版)サイトより




どうせ豪華客船の船旅なんて行けないけど…(=∀=)と思いつつ何気にクルーズプラネットのサイトを見てみたら、なんと、南極クルーズのプランがあるしΣ(@ω@ )ナヌ!

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耐氷船オーシャン・エンデバーで行く
秘境・南極大陸に上陸!大自然と野生生物の宝庫・南極探検クルーズ 14日
 ◆料金:1,690,000円 ~ 2,480,000円*大人1名様(2名1室利用)

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<大まかな旅程>
1日目:成田空港発→乗り継ぎ便にてブエノスアイレス(🇦🇷アルゼンチン)へ
2日目:到着後ホテルへ移動(*現地日本語係員あり)
3日目:朝、ホテルチェックアウト後、団体送迎バスでアエロパルケ空港へ移動。チャーター機にて空路、南米最南端の町ウシュアイアへ。到着後(時間があればウシュアイアの町の散策)、クオーク社送迎車にて港へ→
午後、オーシャン・エンデバーに乗船。(夕刻、いよいよ待ちに待った南極クルーズへ向けてウシュアイアを出港!)
4~5日目:ドレーク海峡横断クルーズ(*往路。天候の予測が難しいことで有名なドレーク海峡を横断。南極条約、南極訪問者のガイドライン、ゾディアックボートの利用方法や南極の野生生物、探検の歴史、南極の自然などのレクチャーあり)
6~9日目:サウスシェトランド諸島南極半島観光(1日平均2回、上陸観光やゾディアック・クルーズで入り組んだ氷河の湾部や氷山のひしめく水路などを観光予定)
・オーンハーバーに停泊する際は雪道を辿り、360度、白銀のパノラマが広がるポイントへ案内あり。
・ネコ・ハーバー、パラダイス湾や陥没した火山性カルデラの巨大湾部へと通じるデセプション島など。
ポートロックロイのかつてのイギリスの観測基地(今は博物館兼郵便局)で、お土産の購入や絵葉書の郵送も可。
・航路によっては、ルメール海峡から南へ航海、ピーターマン島へ、或いは南極半島の北側を周ってアイスバーグアレー(氷山小路)への探検航海をする場合もあり。
10~11日目:ドレーク海峡横断クルーズ(*復路)
12日目:朝食後、ウシュアイアに入港、下船。
下船後、出発までの短時間フエゴ島国立公園の観光→ウシュアイア空港に移動。チャーター機にて空路、ブエノスアイレス(エセイサ空港)へ。到着後、現地日本語係員がお出迎え、国際線へご案内。
空路、乗り継ぎ便にて帰国の途へ。
★【ブエノスアイレスの空港と乗り継ぎ(往路)
★【ブエノスアイレスの空港と乗り継ぎ(復路)
13日目:中東都市にて乗継
14日目:成田空港(17:30~20:00)到着後、入国・通関の後解散。


耐氷船オーシャン・ダイヤモンドで行く
憧れの南極上陸クルーズ15日間
 ◆料金:1,580,000円 ~ 2,380,000円*大人1名様(2名1室利用)



ほうほう、お一人様大体170万円〜200万円てところかしらね。
しかも南極で△キャンプ!できる(*別途追加料金)オプションとかあるし!Σ(゚□゚(゚□゚*)!…うわーうわー気になるし…

南極の陸上で、一夜の「キャンプ体験」をいたします。
キャンプに必要な装備等はすべてクォーク社でご用意いたしますので、南極の野外で「ひっそりと静まりかえる氷の大地」をごゆっくりお楽しみいただけます。
また、写真撮影にたっぷり時間を取りたいというお客様には特におすすめです。
キャンプで使用する寝袋はビービ―サック(シュラフカバー)といわれる防水加工を施した寝袋を使用します。
(注1)南極上陸中、食事をとることは禁止されていますので事前にしっかりとお食事をとり、防寒対策をした上でご参加ください。ミネラルウォーターの持ち込みはOKです。また、トイレは緊急時に備え簡易トイレをご用意致します。

<参加条件>
・代金:お1人様 US$ 295
    *6/26(水)現在レート$/¥ = 107.23 円
( ≒ 108円として、オプション料金 約31,860円)
・要事前予約



…やりたい!もし行けたらだけどw

行くんだったら絶対「南極で△キャンプ!」する〜(=゚ω゚)9! 




他、船じゃなくてサクッと空路で行くプランもある。
★【南極・北極旅行・クルーズ(株)クルーズ・ライフ】南極ツアーサイトより
201906-nankyoku-chizu-sagasu.png
(*図をクリックすると大きくなります)

地球最南端「南極点」に立つ>コースがあって、こちらは航空機でサクッと往復するプランで、最安7日間で代金:$ 51,250 ≒ 約5,647,750円※ 〜 6日間から9日間の代金:$ 92,500 ≒ 約10,193,500円※(※日本円表記は、2019年06月21日 10:26時点の為替レートで概算)

航空機プランは発着がアルゼンチン南端とか南アフリカのケープタウンからだったりなので、実質そこまでの旅費は別途追加。。。さっくり行けるけど700万円くらいはかかるのかしらね。
でもお金があっても、行くならやっぱり船旅にしちゃうだろうな。なんてw


確かフランスの船でおっしゃれ〜☆な南極クルーズのプランとかあったと思うんだけど…

あった!これこれ「ル・ボレアル」号のまさに☆ゴージャスな南極クルーズ!
実際に行かれた方のこれぞ本当の”乗船記録”!いいな〜Σ(´Д`*)ハウア

★【ル・ボレアル 南極クルーズ 乗船記】(個人主義サイト)より
(この時は、クルーズライターの上田寿美子さんもたまたま乗船されてたとか!)

=2017(H29)年 スケジュールより=
1:2/21(火)~22(水)成田→ブエノスアイレス
2:2/23(木)ル・ボレアルへ乗船、ウシュアイア出港
3:2/24(金)ドレーク海峡
4:2/25(土)ドレーク海峡
5:2/26(日)66度33分 南極圏、マルゲリータ湾
6:2/27(月)68度40分 海氷に激突、上陸
7:2/28(火)ピーターマン島、ポートシャルコー、
        プレノーベイ、ルメール海峡
8:3/1 (水)ウィル・ヘルミナベイ、スパート島、
        ミッケルソンハーバー
9:3/2 (木)デセプション島
10:3/3 (金)ドレーク海峡
11:3/4 (土)ドレーク海峡、ケープホーン、
        ウシュアイア到着
12:3/5 (日)ウシュアイアにてル・ボレアル下船、
        帰国の途
13:3/7 (月)成田着



船の会社が違うけれど、大体のスケジュールは似たような感じなんですね。
しかし、さすがおフランスの会社。
船室もクルーもお食事もなんか色々とオシャレです(*´∀`人 ステキ♪
行くならこの船がいいな〜♪(お幾らなのかは今は聞かないw)

このおフランスのクルーズ会社「ポナン(Ponant)」は他にも色々ラグジュアリーな船を持っていてデザインがまた素敵なのです。

大型船クルーズとはひと味違う快適でラグジュアリーなクルーズを。
それが、ポナンのコンセプトです。

★【Ponant HP 】より


201906-ponant-a-superb-series-4-tile.jpg

ポナンは2021年(令和3年)には新たにアイスブレーカー(砕氷船)を投入する予定があり極地クルーズに力を入れているようでますます気になる…。




心の声(・Д・)。o○(宝くじ、当たらないかな…)




。。。閑話休題。。。

おっと、すっかり豪華客船のクルーズ(耐氷船、砕氷船含む)のプランで踊らされそうにw
「南極で△キャンプ!」だって、そもそも「宗谷」を知らなければしたいとも行きたいとも考えもしなかったこと。


今は展示休止中という船の科学館そのものも老朽化で施設もかなり古く色々とあるのだろうと思うが、このまま残っていけるのだろうかと言う不安が大きい。きっと船型なんてやめて、今時のつるんとしたガラスでピカピカなビルにでも建て替えた方が安く建設できるんだろうとも思う。

でも、でも、

船の科学館は
  あの船の形で残してほしいんです〜
(つД`)ノ<オネガイ


200907-funenokagakukan.jpg

2009年(平成21年)撮影:船の科学館
(*クリックすると図が大きくなります)





最近、乗船員Kと「もし宝くじが7億とか当たったら」の妄想を繰り広げているんだけどw 私なら…

船の科学館の全面改修(耐震対策しつつ外観はそのままにエアコンとかエレベーターとかの内部環境をびっちりリニューアル)!と「宗谷」は永続的な保存のために陸揚げして体育館くらいの大きな施設にビルトインしてその偉大な軌跡をドンとアピールするのに資料を常設展示して、今はボランティアでやっていただいている南極観測隊員OBの方達にも交通費他手当を支給して、あの謎の怖いマネキン人形とかボロボロなタロジロのぬいぐるみももっといい感じのに変えて…4億あれば足りる?(残り3億はまた別途事業に当てたいとか構想だけなら色々あるのw)



緑の船も…大型客船のクルーズ誘致は重要だと思う。
だけれど、船の科学館はあの船型の造形も含めて頑張って残してほしい。
あんな巨大な船型の建物なんてこれからもう中々作れないんじゃないかと思うし、何より海辺のランドマークとしては抜群のインパクトだ。
豪華客船のクルーズターミナルができるならその客船からこんな巨大な船型の建物が見えるなんてステキだし、いっそ日本の歴史的建造物として残すべきだと思う。(と、ここでクルーズターミナルを巻き込むwさっきは文句言ってゴメン)



そして、我が国初の南極観測船「宗谷」
(*満載排水量4,600t、エンジン4,800馬力)

200907-souya-youteimaru.jpg

*2009年(平成21年)7月撮影:(*若干の色補正とライト効果付き)
(*クリックすると図が大きくなります)

船の科学館上から写した初代南極観測船「宗谷」青函連絡船「羊蹄丸」
(あれ、思ってたより煙突とか支柱がキレイw)

今はなき「羊蹄丸」とのツーショット。(羊蹄丸見切れてるけど…)
こうして見ると、ふたり(2隻*)でいる風景が何となく懐かしい。
今、「宗谷」が寂しくないといいな…。

=船の数え方=

使い分けに厳密な区別はないが大まかな傾向として以下の数え方がある。

 1艘 … ボートなど小型船舶
 1隻 … 大型の船(タンカーや客船)
 1艇 … 競技用ボートやヨット
 1杯 … ヨットレースの艇は習慣的に”杯”で数える。
 *船は膨らんだ胴体を持っているため”杯”で数える場合もあり
 1葉 … かつて詩文では小舟を”葉”でも数えた。

★【数え方単位辞典「船」】より





1956年(昭和31年)11月8日、第一次南極予備観測隊(観測隊員53名、乗組員77名、計130名)を乗せた「宗谷」が日本中の期待を背負って東京港を出港してから今年2019年(令和元年)で63年。(*船としての進水式からは81年)

1957-s32-souya.png

★【宗谷の歴史(南極観測船“宗谷”発進!)
船の科学館HP>南極観測船「宗谷」より
<随伴する"海鷹丸"より見た、「暴風圏」で悪戦苦闘する"宗谷">


南緯40度から60度は、船乗りが

 「吠える40度(roaring forties)、

  狂う50度(furious fifties)、
 
  絶叫する60度(shrieking sixties)」

と呼ぶ暴風圏と言われている。

★【第49次南極地域観測隊同行日記「いよいよ暴風圏に突入しました!」】2007(H19)/12/5(水)
(環境省>自然環境・生物多様性>南極地域の環境保護>同行日記:トップより)


現在の大きくなった南極観測船「しらせ」でさえこの暴風圏を超えるのは過酷な状況だろうが、これを戦後間もない日本の初代南極観測船「宗谷」は乗り越えたのだ。

翌1957年(昭和32年)1月29日、南極観測隊は南極の地に第一歩をしるす。同年東オングル島昭和基地を設営、2月には越冬隊(11名)を開設した。

★【日本の地球電磁気学の歴史年表】サイトより。
★【南極地域観測への参加及び南極地域観測統合推進本部の設置について】(公文書にみる日本のあゆみ)サイトより




昨年(2018年:平成30年)にはその「宗谷」も傘寿(80歳)を迎えた。
「羊蹄丸」がいた対岸へ移動する際にはタグボートで押すには危険なくらい船体がボロボロだったと聞く。いつまで海に浮いていられるだろうか。もしかして海に浮かんでいる方が船体への損傷は軽いのだろうか。。。

この船は永く保存してほしい。
陸に上げて適切に屋内保存できないものか是非検討してほしいと願うのです。





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