航海記 ♪歌いながら行くがいい♪
私の船は、時々歌いながら旅に出る。
小さな美術館 1 大きなフェルメールと大バベル

ちょっと前にタイムマシン5で訪れた大塚国際美術館(徳島県)。

いやー、想像を超えた圧倒的な質量の美術館であった。
そう言えば足立美術館(島根県)も壮大な敷地の美術館だったなぁ。
★【松江旅情再び 4 庭園が美しい!足立美術館
(平成19年)2007/7/10(火)過去記事参照〜♪(/・ω・)/




でも、小さい美術館でじっくり、のんびり観るのもいいよねぇ。
思い出の「真珠の耳飾りの少女」をもう一度ゆっくり見たくなった。





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寝っ転がってて失礼!

しかし…


おお〜、
見上げるフェルメール4点とブリューゲルの「バベルの塔」(通称:大バベル)。
いいね〜!





これまた眼福、眼福。






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<参考>

=フェルメール=

ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer )
[オランダ語:joːˈɦɑnəs vərˈmeːr]
1632年生まれ(10月31日? 〜1675年12月15日?)
ネーデルラント連邦共和国(オランダ)の画家で、バロック期を代表する画家の1人である。
本名ヤン・ファン・デル・メール・ファン・デルフト (Jan van der Meer van Delft)。

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<左側>
天秤を持つ女
(縦40.3cm × 横35.6cm)*42×38?39.7×35.5?出典により色々…
 所蔵:ナショナルギャラリー・オブ・アート(アメリカ)

真珠の耳飾りの少女
(縦44.5cm × 横39.0cm)
 所蔵:マウリッツハイス美術館(オランダ:デン・ハーグ)

*この絵は以前は『青いターバンの少女』とか『ターバンを巻いた少女』と呼ばれていたと思う。

アメリカの作家トレイシー・シュヴァリエがこの絵から着想を得て書き上げたものが、小説『真珠の耳飾りの少女(Girl with a Pearl Earring )』。この絵のモデルとなった少女とフェルメールの関係を描く。少女はフェルメール家の小間使いという設定になっている。フィクションであるが、まるで実話のように書かれている。 
 ↓
映画『真珠の耳飾りの少女』は、上記の小説を2003年に映画化したもの。アメリカ・イギリス・ルクセンブルクの合作。小説版とは結末が少し異なっている。監督はピーター・ウェーバー(en:Peter Webber)。フェルメール役はコリン・ファース、少女役はスカーレット・ヨハンソンが演じている。もともとフェルメールの絵は『青いターバンの少女』・『ターバンを巻いた少女』などと呼ばれて来たが、この映画のヒットにより『真珠の耳飾りの少女』の名が一般化した。(『フェルメール』美術手帖2012年6月号増刊より)

by Wiki



ああ、だから最近は名称がまとまって「真珠の耳飾りの少女」なのね。



<右側>
地理学者
(縦52.0cm × 横45.5cm)53.5×47?
 所蔵:シュテーデル美術館(ドイツ:フランクフルト)

天文学者
(縦50.0cm × 横45.0cm)51×45?
 所蔵:ルーヴル美術館(フランス:パリ)


★【フェルメール 全作品大きさ比較
*Catch your eye!(フェルメールメッセージNo.9)より

フェルメールの作品の実物は、全体的に思っているよりも小さい。
上記4点は大体 50cm × 50cm 位に収まるサイズなのでざっくり言うと
お座布団サイズ(*我が家の無印良品の座布団カバーが55cm × 59cm)なのですが、こんな壁いっぱいの大きなサイズでゆっくり眺めてみたいものですw

「バベルの塔(*大バベル)」はそれに比べれば大きな方ですが、やっぱりモブシーンをじっくり見たいのでこれくらいのサイズで見たいなーという緑の船の妄想美術館なのでした。○o。(-∀-)。o○ポヤヤーン





=ブリューゲル1世=

ピーテル・ブリューゲル(Pieter Bruegel(Brueghel) de Oude [ オランダ語:ˈpitər ˈbrøːɣəl ]
1525年から1530年頃誕生(生年不明)
          〜1569年9月9日没。
16世紀のブラバント公国(現在のオランダ)の画家。
「ペーター」あるいは「ペーテル」と表記されることもある。同名の長男と区別するため「ブリューゲル(父、または老)」と表記されることが多い。

ブリューゲルが描いた『バベルの塔』は2種類あり、絵のサイズで区別される。
 ○1563年作:「大バベル」(114 × 155cm)
 ○1565年作:「小バベル」( 60 × 75cm)
一般に有名なのは「大バベル」の方である。「小バベル」に小さく描かれている約1400人の人間を身長170cmとして計算すると、塔の高さは510m程度となる。

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バベルの塔(1作目:通称”大バベル”)
(縦114cm × 横115cm)
所蔵:ウィーン美術史美術館(オーストリア:ウィーン)

★【二つの「バベルの塔」と…】(青い日記帳)ブログより参照



心の声:(・Д・)。o○(美術館にも観賞用に寝椅子とかあるといいのに…)





ディック・ブルーナ

*Dick Bruna 本名:ヘンドリック・マフダレヌス・ブルーナ(Hendrik Magdalenus Bruna)
1927年生まれ(8月23日〜2017年2月16日没)
オランダのグラフィックデザイナー、絵本作家。

by Wiki



ナインチェ・プラウス(最近はミッフィー の方が日本でも一般的なのかな)
(オランダ語:Nijntje Pluis, [ˈnɛintʲə ˈplœys]、以下ナインチェ)

ウサギの女の子のキャラクターである。
うさこちゃん(絵本の日本での名前)またはミッフィー(英: Miffy)としても知られる。
オランダのデザイナー、ディック・ブルーナが描いた絵本に主人公として登場する。ナインチェの絵本の販売は、2004年時点で全世界で8500万部に達する。

by Wiki



なんとなくオランダ繋がりで寄せてみましたw
しかし、”ミッフィー” の本名が「ナインチェ・プラウス」とは知らなかったわ。というか、ミッフィー 以前に日本版は「うさこちゃん」だったのね…。
昔々、このうさこちゃんのホットケーキの絵本を持っていたような気がするのだが、「うさこちゃん」だったのか「ミッフィー 」だったのか覚えがないんだけれど…。



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そうそう、これこれ。
この美味しそうなシーンが大好きで…
ってこれ「うさこちゃん」じゃなくて「しろくまちゃん」だったわw(しかも日本の作家さんの絵本だったし)


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しろくまちゃんのほっとけーき
作:わかやま けん
出版社:こぐま社

★【EhonNavi】 -1000万人の絵本試し読みサイト-より



「うさこちゃん」はこっち。
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今だと絵を見るとキャラクター名として「ミッフィー 」の方がパッと出てくるのだけど、そう言えばこれも持っていたような…。

まずは、この子の名前から。(最もこれは、後で調べた情報ですが)この子はオランダの人によって生み出されたので、当然オランダ語による名前が付いてます。
それが、タイトルに挙げた”Nijntje Pluis”です。


無理やりカナ表記にすると、
「ナインチェ(又はネインチェ)・プラウス」。

「うさぎ」を意味するオランダ語”konijn”に「~ちゃん」とかいう意味の接尾詞”tje”がついて、それに「ふわふわ」とか「綿毛」を意味する”pluis”がついたものです。

★【Nijntje Pluis=ふわふわうさちゃん
(五葉のぷらぷら日記)ブログより。



へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜♪(・ω・)ノ)) ☆
(そう言えばこれも今やすっかり懐かしいノリ。知らない人はきっと知らない…)

「うさこちゃん」はオランダ語の「ナインチェ・プラウス」にできるだけ寄り添った、忠実な訳からくる名前だったのね。





オランダ関係ないけれど絵本と言えば、実は探している本があったのだよ。


★『なんでもくっつきのき
(ジル・マーチンものがたりより)

スクリーンショット 2019-06-14-5のコピー


◆発行年:昭和51年(1976年)発行
     おはなしチャイルド第17号 
◆出版社:ひさかたチャイルド本社
◆作:のがみあきら/絵:北田卓史

◆内容:
キツネのジル・マーチン船長が航海する冒険のお話。
なんでもひきつけられてくっつけてしまう木に遭遇する。




すでに絶版で、本屋さんで問い合わせてもなく、中古でもなかなか見つからないという…。
船の絵本なので前々から気になってはいるのだが、中々お目にかかれないのよね。

復刊しないかな…チラ|ω・`)。 >ひさかたチャイルド



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