そして、去年は4月すぐにはもう散り始めていた。


真新しい花びら、淡い花影の絨毯。


クレーンがないのでアナログで(カメ止め的な? いや今時は普通にドローンかw)
あら、意外ときれいな花影が撮れてたわ。

咲くほどに 花影淡く なりゆくか
作:Y.K.さん(掲載誌「銀化」2002年5月掲載)
★【『歳時記』花影・花陰 56句】「俳誌のsalon」で紹介した俳句を季語別にまとめたサイトより
最近、あの「プレバト!」(才能査定ランキング)の俳句コーナーが好きでよく見ているのだけど。
私もなんとなーく雰囲気で自由に俳句詠んでみたりするものの、多分あのコーナーに投書なんかしたら夏井先生にギッタギタにされる…( ^ω^; )コワーイ(でも先生のあの毒舌解説が大好きw)
★【フルポン村上が俳句頂上戦初Ⅴ、夏井先生「五感をゆっくり刺激。いいねえ!」】MBS>2019年(平成31年)4月の記事「もう一度楽しむプレバト!」より
=2019年(平成最後の!)春光戦<第1位>=
サイフォンに 潰れる炎 花の雨
作:フルーツポンチ 村上健志
いやー、おめでとう!ヽ(≧∀≦)ノ
村上さんは確か今回の春光戦が頂上戦の初タイトルですってね。
俳句って17音しかないのに個性出るんだ〜と思ったのがこの番組見てから。
詠む人の人となりというか、感性の違いと言うか。フルーツポンチは知らないけどw
村上さんの俳句ってなんと言うか”淡〜い”イメージの句が多いような。
乙女チックともメルヘンとも違うし、耽美でもないし、何気ない風景を”淡〜く”描くのが持ち味と言うか。
これを「五感をゆっくり刺激する」と表現する夏井先生の言葉もまた素敵で。
いやー、いつにも増して楽しい句会の春光戦でありました。
これが春夏秋冬(春光戦、帝炎戦、金秋戦、冬麗戦)あるのだから一年があっという間w
このタイトル戦の名前も好きで、夏だけ夏の字のないタイトル戦の名前が”帝炎”てのもカッコイイ!
★【夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業】

PHP研究所 2018年7月発売
(8%税込1,512円:本体価格1,400円)
さて、歳時記でおさらいすると「花(桜)」は晩春の季語。
その下に「子季語」として
<花房、花の輪、花片、花盛り、花の錦、徒花、花の陰、花影、花の奥、花の雲、花明り、花の姿、花の香、花の名残、花を惜しむ、花朧、花月夜、花の露、花の山、花の庭、花の門、花便り、春の花、春花、花笠、花の粧>などがあり、
また「関連季語」として
<桜、初花、花曇、花見、落花、残花、余花>
などがある。
★【簡単!俳句の作り方】初心者向け俳句の作り方サイト参照。
では私も上の写真(公園でのお花見)をお題で一句。
犬と珈琲 ベンチ花影 ひとりじめ
作:緑の船
三段切れ?になっちゃってる気がするけど、いかがでしょう?(さりげなく春光戦のお題にも掛けてみたよw)
※俳句は一行書きの時は繋げて書くものだと思われますが、自分が読みやすいよう17音を5、7、5で区切ってお届けしておりまする m(_ _)m