「桜は朝しかものを言わんのや」
とは師匠(私が勝手にそう呼んでいるw)の京都は嵯峨野の植木屋「植藤造園」の16代目社長にして3代目桜守、佐野藤右衛門氏のお言葉。
なるほど早朝の桜はほんのり色が濃く、夜桜とはまた別のうっとりとさせる雰囲気がある。(ような気がする)
氏はソメイヨシノはクローンみたいなもんでおもしろくない、とあまり好きではないらしいのだが。
でも、小さい時の記憶にある桜は、幼稚園や小学校、中学校の校庭に植えられていたソメイヨシノだったので今でも私の中にある「桜」と言ったらやっぱりソメイヨシノがど真ん中。







日が高くなってくると妖しさは影を潜め、極めて明るい花の一群となってこれはこれで見る者の心を躍らせるのでキライでないのよねぇ。というかこの季節の桜は何でもイイですw



花吹雪 春の氷の衣舞う シロもヤシロもうらら紅かな
by緑の船