緑の船にとって「湧き水」のイメージは結構ほっそりと…というかポタリ、ポタリというようなものだったけど、ここ白川水源のそれはとても豊かな水量でびっくり。

次々に水を汲んでいく人々に並んで柄杓で掬った時の感動ったら!
田舎育ちとはいえ、水は水道の蛇口からと育ってきた我々にとって泉からそのまま飲める水が頂けるってのはちょっとした感動だ。

水を入れた途端ペットボトルは汗をかき始め、そのままで冷たいお水の出来上がり。
早速飲んでみると、全く雑味のないさらっとしたお味。
おいしい~♪
ミネラルが含まれるのかどうかまでは分からないけど、こんな飲みやすいお水はないと思う。
一口飲むほどに自分の体の中まで澄んでいくんじゃないかって思うほどだ。


水源というものをまじまじと見るのも初めてかも?
中央の濃い砂地が盛り上がっているところが水源です。
泉そのものは鏡のように静かなのに、この水底からは毎分60㌧もの勢いで水が吹き上げているのだ。
こうして見るとこの場所はそれほど大きくもないし、泉も深くはない。
けれどこの泉の前に立っている時、ものすごーく大きく、広く、深い何かを感じて私は震えた。
怖くて震えたんじゃなくて、嬉しくて震えたね。
もしかして、パワースポットで感じるってこんな感じなのかな?