境内に、大きな木が祭られています。
その木は「おがたまの木」と言います。

招霊の木(おがたまのき)
(モクレン科 別名 黄心樹)
天鈿女命 此の枝をもち舞わせ給い、神楽鈴の起源であると伝え、例年四月頃白い開花秋に鈴様の実を結ぶ。
常陸殿下(義宮)昭和29年御成年式、昭和39年御結婚に際し苗木を献上す。
おがたまの花が常陸宮家の御紋章又殿下のおしるしであります。
招霊樹(おがたまのき)とは神を招く木といい伝えられる木で、前夜見た神楽舞の時にも使っていたけれど、玉鈴の原型がこの木の実なんだとか。
木の実と言われればたしかに納得。
敷地内にも神楽殿があったけれど、その造りはいたって簡素。
外には天の岩戸を投げる手力雄の像があって、最初見たときは「なぜココに…」という感じだったけども、こうして改めて眺めると、やはり高千穂の神社の空気は他の神社よりも原始的でシンプルなんだなぁと思う緑の船なのでした。

あ、ツレはまったくこーいったことには関心なしでさらなるスピリチュアルなパワースポット、天安河原へと急ぐのだった。