ある小雨まじりの曇り空の日。
神社の前を通りかかったら

なんじゃこりゃーーーーーーっ!?な大縄の輪っかが鳥居の前に設営されていた。
その日は仰天してそのまま素通り。
でもなんか気になるので後日参拝してみることにした。
後日、晴天の日に改めて見てみると、でっかい輪ー!
コレは 茅の輪 というものらしい。
で、コレをくぐるのを「 茅の輪くぐり 」という。
ふんふん?

…んんー?
左から入って右から入って…えーと。
と悩んでいたら年配のおじいちゃんが登場。
そうだ、おじいちゃんの入り方を真似すればいいんじゃん♪
スタスタスタ…

あ、あれー?
おじいちゃん、そのままフツウに輪っかを通り過ぎていったよ…。
しょうがないから左から入って右から入って…と一応やってみた。
…なんか違うような気がしないでもない。
ま、いっか♪

境内を見ると、ついこの前まで卸したてのブラウスみたいに鮮やかに真っ白な色だったアジサイが葉っぱの緑を吸い込んだみたいにくすんだグリーンに変わっていた。
ホワイトだけでなく、ブルーやパープルまでも周囲の緑にまぎれるように保護色のように退色していた。

じっとりと水気を含んだ空気と昨日よりも一段暑い日差しに、じっとしていても汗が噴出してくる。
ああ、そろそろ本格的な夏がやってきたんだなぁ。