濃い紅と薄紅の花が一本の木に咲いている珍しい八重桜をみつけた。
なんて種類なんだろう?
自然交配?じゃないとは思うけど。

![]() | 日本の桜 (フィールドベスト図鑑) (2001/03) 勝木 俊雄 *詳細を見る |
この本は、身近な家の庭・公園・街路に咲く桜の名前が分かるように花の色・花期・葉の大きさなどで立体的に検索できるサクラ図鑑となっているらしい。
日本でも見かける外国産の種や代表的な種間雑種も掲載されてあるそうな。
図鑑片手にお花見なんかも楽しいかも~。
そういえば、中東在住の日本人が向こうで咲いていた桜(桜に似た別の花だったかも?)を見つけて、えらくハイテンションになって「桜が咲いてる!さくらだ!桜だ!わーい♪」とはしゃいでいたらしい。
だけど周囲の知人達(中東系?)は「ふーん?そうだね、花が咲いてるね」とまったく感動に温度差があったそうだ。
異国の地で桜を見て「ああ、自分は根っから日本人なんだなぁ」と感慨深く思った…というエピソードに、満開の桜を見て特別にわくわくと心が踊るのは日本人だけなのかなぁ?と不思議な気がした。

しかし、西行法師(1118年~1190年)の800年以上前の時代から、桜が咲いたと聞けば花見に出かけ、咲く花の下でにわいわい♪、はらはら散る桜にしんみり、散った後も「もう来年の桜の季節が待ち遠しい…」なんて歌を詠んでいたのだから、もう日本人のDNAには「桜好き」が染み渡っているのかもしれない。
過去記事参照
★【SAKURA 2007 HANAMI ④西行法師と桜】2007年(平成19年)4月8日(日)記事
