こまこまとビルの谷間から「こ、これはっ!!」と木造建築を探すのも楽しいのだけど、この某N市は新幹線も止まる主要駅から歩いても30分しないところに、昔ながらのまとまった木造建築群の一角があったりする。
その一角は大きな幹線道路沿いにありながら、一歩小道に入ると車一台が通るのもやっとのような路地がチマチマと前庭もない住居を縫っている。
広さはそうでもないけど、あれだけ周囲がごちゃごちゃとビル街に開発されているのに、そこの空間がほぼ木造建築でまとまって残っているのは緑の船的には大変好ましく珍しくすばらしいとすら思う。

ツインタワーを超えた!と自慢の○ヨタビルには未だに入ったことはないが(というか高層ビルにあまし興味がない)、ここの周辺は特に何があるわけではないのだけど、ぷらぷら~と散歩するのが大好き!
あの一角は緑の船の大のお気に入りスポットなのだ。
「どうか、どうか、この地域がビル開発に喰われませんように」(´人`)
ここのすぐそばの神社にお参りする時は必ずそうお祈りをする、そのくらい地元住民でもないけど愛着を持っている地域だ。
そんなに広いわけじゃないから何時間も時間をつぶせるようなところじゃないけど、ふら~っと通りすがる度に癒されているのは自分だけじゃない、と明らかに地元住民でも観光客でもないスーツのサラリーマン&OLの姿(通勤途中であろう)を見て思う緑の船なのだった。