この夏は、本当に色々あってしばらくじっと停泊中だった。(船だけに?w)
…いや自分自身が沈没した訳でも難破した訳でもないのだけども。
悲しいことの一つ二つくらいは何となく抱えても歩けるけれど、三つ以上になるとさすがにちょっと元気なくなる。。。(´-_-`)空元気も疲れるよね。。。
今日で9月も終わりか。
猛暑の夏もいつの間にかちゃんと秋の色。(今日も日中は普通に30℃超えだけど…)
あんなに暑かったのに、最近は昼間でもエアコンを点けないでいられるのが何とも不思議な感じだ。世の中はとっくに秋に突入しているのも分かってはいるが、気持ちがまだ夏を引きずっているのだ。

" 時間薬 "とはよく言ったもので。
毎日泣いていても、TVを見ては笑うし美味しいものを食べては笑うし友人とお茶しては笑う。でも思い出すとやっぱりまだ泣ける。
今は自分が立ち直ったからと言って、相手も同じように立ち直っているのかと言えばそうとも限らず。その人が目の前でいつものように笑っていたとして、でも今も悲しいのはきっと変わらない。むしろ傷は深く人知れず内側を抉っているかも知れず。
元気になってはほしいけど、無理に明るく振る舞うのも疲れるもの。
だからしばらくはそっとしておいてあげようと思う。
一緒にいて、感情のコントロールが出来なくなって泣き出したら、気の済むまで泣かせてあげようと思う。多分、側にいるだけで気の利いたことは言えないと思うけど。
「泣いているのを見られたくない」「一人で泣きたい」と言ったら(そう感じたら)、そっと去ろう。もし目の前で明るく振舞っていたら、私も同じようにちょっと明るく話しかけよう。
今を否定せず、指図もアドバイスもせず、普通に世間話をしようと思う。
(上手くできるかわからないけれど…)
” 時間薬 ” があの人にも効きますように。
暑い暑い夏の記憶もまだ肌からは消えぬのに、
もう秋分の日(9/23月祝)が来ていた。。。(そしてとっくに過ぎてたし…)

「おや、久しぶり〜。
今年の夏、どっか行った?」
「ううん。
暑すぎて干からびちゃうからねw」
「そっかw」
「こっちも『天気の子』みたいな夏だったらイイのに」
「いや、それはちょっと勘弁w
なんだかんだ言って暑い夏の季節は、夏らしく暑いのがイイんだって」
★【映画『天気の子』スペシャル予報】2019年(R元年)7/19公開
今更10代の子たちの青春アニメなんて見てもなー、と思っていましたが、映画館で観た方が絶対にイイ!と思う良アニメでした。(『よりもい』の時もそう言っていたようなw)
TVの画面じゃなんかその魅力が減っちゃって勿体ない!って気がします。細部まで感じられる映像の手触りとリアルより耳に届くような雨の音の表現が素晴らしかったな。

「おっ、イイな〜。
なんか青春してない?」
「ハハハ、そんな感じ。
そう言えば、 ”青春”て青い春って書くけど
青春の思い出ってさ、 なんとなく” 夏 ” のイメージじゃね?」
「ふふふ、そうかも」

暑く寝苦しい夏の夜も
いつしか青い思い出
今や過ぎ去りし淡き面影となりにけり
