賑やかなキャンプ場で団子も食べたし、さて帰ろうか。
と山裾に沿って西へ走っているともっと賑やかなお花見イベントの会場に突き当たった。…が、もう時間的にお開きな雰囲気。
このまま帰ろうか、どうしようか。
乗船員Kが、「この辺に竹中半兵衛の里?みたいなところがあるからそっちへ行って見よう」と言う。
竹中半兵衛と言えば中々の男前(*石井あゆみ『信長協奏曲』参照)。

定価:本体457円(+税8%:493円)
発売日:2017年(平成29年)4/12
頁:194P
<小学館コミック:無料試し読み>
行こう行こう♪と舵を切る。
が、時間的にもやっぱり遅くなってしまったので今回はスルーしてそのまま山に突入〜w
何があるのかよく分からないまま山道を走る走る。
田舎の山間部と思うけれど、奥の方まで結構立派なお屋敷のような民家が点在している。さすが、竹中半兵衛の里(のご近所)。
さらに登り進むと、陽の暮れかけた山間に人造湖が出現した。

この冬は雪も少なかったし、まだ雨も少ない春先だからか水位はほとんどない。


下界の賑やかなお花見の世界から一転、桜が満開なのに山の中には人気がほとんどなく侘しい。
小さな湖をゆっくり回りながら桜を愛でる。…侘しい…たまらないw

誰もいないと思っていたら、前方の道のど真ん中に”桜とBMWと俺♪”な感じで絶賛撮影中の方がw
お邪魔してすいません、しかしこんな穴場に来るとはあなた通ですね。
膝に鎮座してお休み中の乗船犬がいるので船の中から横着撮影の私。


私も”船と桜とわたし”みたいなの撮りたかったわw
(これは題をつけるとしたら”山と鉄塔と桜”かな)


ゆっくり一周しても10分もかからない小さな湖だけれど、点在する桜がまた侘しくも美しい。
などと思っていると一周した頃に華やかな桜の一群が登場。

ソメイヨシノが好きな私だが、この夕暮れ時の侘しい山間で一番の別嬪さんはやはりこちら。


実は山桜をそんなに綺麗だと思ったことがないんだけれど(葉と花が一緒なのがなんか好きではなかったw)、これは美しかった!
「桜は、朝しかものを言わんのや」とは師匠(*2007年(平成19年)4月7日(木)過去記事参照)の言葉ですが、こと山桜は別かもしれません。
陽が沈むのが早い山間での山桜は、このほんのひと時、提灯に火が灯ったかのような艶やかさを感じさせます。

let's「プレバト!」俳句タイム。
葉も笑う 紅さし誘う 山桜
作:緑の船
「センセェ〜!」(浜ちゃん風で)