軍艦島を満喫し、うねうね結構な山道を走って初日の宿へ到着したのは夜7時頃。

この日は長崎県は雲仙岳付近の田代原キャンプ場で一泊。
ここは中々雰囲気のよいキャンプ場でよかったのだけど、唯一の難点は駐車場からテントサイトまでバイク(車も)で乗り入れできないこと…。
荷物をリヤカーで運ぶのだけど結構離れているし坂道もあるしで地味に大変であった。
でもすごーく環境は良かったので次は連泊してのんびりしたいキャンプ場です。
さて翌日はのんびり出発して島原から熊本へ船で移動。
熊本に着いたら雨雨雨…
雨でもステキな石橋があれば気分が上がる↑

その名は下鶴眼鏡橋。
ああ、ステキ…。うっとり。



橋の傍に看板があった。
下鶴眼鏡橋
この下鶴橋は東京の二重橋や日本橋を始め矢部の通潤橋や、わが御船橋など数多くの眼鏡橋を架設して天下にその名を謳われた名石工橋本勘五郎、橋本弥熊父子によって明治15年(1882年)10月から明治19年(1886年)10月まで満4年間を費やして架設されたものです。
橋の長さ13間(約23米63糎=23m63㎝)幅は3間半(約6米36糎)総工費2,538円31銭厘を要しました。
以来、春風秋雨90有余年の間、熊本から矢部宮崎県に通する主要道路の交通橋として大いに郷土産業の振興に役立って来ましたが時代の変転は交通量の激増と交通機関激変により、これまで堅固を誇ったこの石橋もついに耐えきれなくなりましたので、ここに近代橋が架設されました。
今後は、先人の事績を敬仰し、文化財として保存されることになりました。
美しい石組みの見事さに注意してください。
平成14年4月3日
御船町
御船町観光協会
名工ってこういうことなのかなぁ。
雨の中バイクで走っていても「おっ!」と目を引く存在感があるというか。
近代の橋は確かに丈夫で素晴らしいけど、デザイン性というか景観に美しいものを…という感覚がもう少しほしいところ。
石橋も当時はこれしか技術がなかったからの形なのだろうけど、でもやっぱりその佇まいは美しい。
予算がない現代の公共事業にデザインは中々入りこむ余地がないのも分かるんだけどね…。

他にも結構有名な二重眼鏡橋があって、そこを探していてこんな橋も見つけた。
名前は…松…松島橋?だったっけ?あれ。
忘れたけど、橋の上は田んぼの用水路を兼ねたこれも小さいけど味わい深い石橋。



肝心の二重眼鏡橋はケータイの充電が切れて写真撮れず…orz
こっちは記念公園付でかなり立派に保存されてましたが写真に残せず非常に残念。
ま、次回の楽しみにということにしましょう。
熊本県にはこんな素晴らしい石橋がたくさん保存されており、走りながら石橋巡りするのがとっても楽しい♪
がんばってずっとずっと残していってほしいです。
お願いします、ほんとがんばってください~m(_ _)m