今日は学校によってはもう始業式が始まったとかなんとか。
夕方以降がとても涼しくほんとに夏休みが終わる…と夏休みがなくなって○○年というのに学生さんの夏休みの終わりになぜか自分もセンチメンタルな気分。
たぶん今ハマってる漫画のせいだ。
ああ、ほんとにもうすぐ夏休みが終わっちゃうじゃないの!

というわけで、今日はパーツ特集。
ガンダムはこの足がとてもいいと思うの。




足もいいけどランドセルもいい。
ごめんなんだっけこのランドセル…バックパック?
…バックパックってランドセルじゃんね。

特殊効果付その2
コオオオオオオオォォォォ

で、ここからが本(ry
ガンダムが夏休みとともに終わればお台場に行く人もガクッと減っちゃう!
今のうちに宣伝しとかなくちゃ。
ガンダムを見にお台場に行かれたら、是非その先にある船の科学館まで足を延ばしていただきたい。
船の科学館自体はじっくり回るのに半日はほしいところだけど、館内を回る時間がないのであれば是非、その船の科学館前に停泊しているオレンジ色の船、南極観測船宗谷を見てほしい。
たぶん、その船歴を知ってから姿を見るのと知らず見るのではまったく印象も変わってくると思うけれど、とりあえずバックデータを知らなくてもいいので宗谷を見てほしい。
いや、知っていてほしい。
日本にこんな船があったということをまず知ってほしい。
「宗谷」はものすごく強運な船なのだ。
その船にそっと触れたら御利益があるかもしれないと思うほど強運な船だ。
もうダメだろう…もうダメだろう…というところで助かり拾われ使命を果たし続け日本の人々に愛され続けた船なのだ。
その船を朽ち果てさせちゃダメだよ。(>_<。)
うう、せめて錆止めのペンキくらい…(泣)
1階ロビーにひっそり控えめに置いてある「宗谷維持のための募金箱」(たしかペンギンの置物とかあったような…)に募金をお願いします。
![]() | ごはんにしよう。―映画「南極料理人」のレシピ (2009/07/25) 飯島 奈美榑谷 孝子 *詳細を見る |
★ただいま映画「南極料理人」上映中!★
なんで南極料理人なのかというと、映画にほんのちらっとですがあのオレンジ色の宗谷が登場するのです。
時は1997年(平成9年*この時生まれたコ達はもう12歳…)、38次南極観測隊に調理担当として越冬隊に参加した当時海上保安庁所属の西村淳氏のエッセイの映画化なので、すでに基地は沿岸部の昭和基地より約1,000Kmも離れた標高3,810m(富士山より高い)にあるドームふじ基地での料理の数々が登場する「ゴハン映画」であり、船ももっと大きい「しらせ」の代なので「宗谷」はすでに引退した後のお話です。
が、映画回想シーンで登場する料理人鈴木氏(宇梶さんの役)が感激にふるふる震えながら「宗谷」の写真を胸に感激の辞を述べるというちょっとしたシーンに、「宗谷」を知ってから観た緑の船は「おおっ!」と思わぬ登場に感激ひとしお。
このシーンは映画の中ではお笑いなシーンのひとコマなのですが、鈴木氏の視点で考えるととても切ないです。
切ないけど笑えるのですが。
いや、笑えるけど切ないというか。
![]() | 面白南極料理人 (新潮文庫) (2004/09) 西村 淳 *詳細を見る |
★【映画「南極料理人」】バンダイビジュアル(ブルーレイ・DVD販売)
2009年(平成21年)公開
おいしいごはん、できました。
平均気温マイナス54度、日本との距離14,000km。
究極の単身赴任!
◆監督:沖田修一
◆フードスタイリスト:飯島奈美、槫谷孝子
★【『南極料理人』】Yahoo!JAPAN映画より作品解説
この映画は宗谷とか南極での過酷な任務のお話ではなく、ひたすらおいしそうなゴハンが登場するほのぼの笑える映画なのですがおもしろいのでこんなとこからでも遡って「宗谷」を知って頂くきっかけになればいいな…と思います。
ああ、8月がもう半分!もうすぐ夏が終わっちゃうよー!
というわけでお台場のガンダムいろいろシリーズ駆け足で。
ジャーン!!



なんだかやっぱり大仏さまみたい?
大きく見えるように撮ってみました。

手乗りガンダムw
でも個人的に一番お気に入りはこれ。

ゴゴゴゴゴゴ…
天然特殊効果付ガンダムー。
…で、ここからが本題。(あれ?w)
お台場のガンダムを見に行ったならば、是非お隣の船の科学館まで行って見ましょう。
一回ロビーには港に停泊している南極観測船「宗谷」の維持・保存のための募金箱があります。
現役を引退した「宗谷」はもう船として航行することはないでしょう。
ですが、私はこの船にはもっとずっと長くここで日本を見守ってほしいのです。
ほんの少しでも酔狂でもかまいません。
「宗谷」のために募金をお願いします。
お台場のガンダムに感動したのなら、きっと「宗谷」の存在にも感動すると思います。
![]() | 奇跡の船「宗谷」 (2006/10/01) 桜林 美佐 *詳細を見る |
気がついたらもう1ヶ月が経っていた…
そうあれは2009年(平成21年)7月11日(土)のこと。
新幹線で行きましたよ。


YES! REALLY!!


お台場の人気者「ガンダム」スケール1/1を拝めるのも8月まで。
まだ見てないヒトは急げーーーっ!

初日だったからこんなもんだったのか、今どうなのか。
みんなほとんどケータイとかカメラ片手に撮りまくってます。
なんというか平成の大仏参りみたいな感じじゃないでしょうか。
ファミリーも多くてなんだかすっかり行楽気分♪

うん、ガンダムスケール1/1はすごかった~。
実はガンダム1シリーズどころか1話もまともに見たことのない私でも、ものすごーく楽しかった!
あれは見に行って損はしないと思う。(入場料もないけど)
まだのヒトはゼヒ!


そして実はここからが本題。
もし、お台場までガンダムを見に行ったのなら、もう少し足を延ばして(ゆりかもめなら一駅向こうの)「船の科学館」まで行ってほしい。
オトナ入場料700円也。
しかし十分元は取れます!
館内はすごーく広いので全て回って見ようと思うと本当は半日くらい必要かも。
そして、その隣りにはオレンジ色の南極観測船で有名な「宗谷」が船現役を引退して静かに停泊しています。
船の科学館の入場チケットの半券でこの南極観測船「宗谷」の船内を見学することができます。
船内におじいさんがいたら「宗谷」についてとても興味深いお話が聞けるかもしれません。
緑の船がお話を聞かせていただいた方は第5次南極観測隊(夏隊:1960~1961、越冬隊:1960〜1962 )として実際に「宗谷」に乗って南極まで行かれた方でした!
この方のお話を聞いていなかったら、緑の船は「なんか地味な船だなー。南極観測船かー、ふーん」くらいでほとんど興味を持たなかったかもしれません。
いやー、人の話は聞いておくものです。
できれば「船の科学館 資料ガイド3 南極観測船宗谷」を買ってその中をじっくり読んでほしい。
資料ガイドは本当に小さな冊子ですが、「宗谷」の生きてきた時代と船歴がとても簡易に分かりやすく綴られています。
しかし、そこには数奇で壮絶であり「宗谷」に関わった人々の愛情や信頼や熱意や、その大きいとはいえない船に込められた期待の大きさが溢れています。
当時これほど人々の想いを受けて尚且つそれに応えた船はいないのではないか。
その資料を読む前と後では、その船への眼差しがずいぶん変わりました。
正直「宗谷」は地味な船です。
タイタニックのような豪華客船や戦艦大和のような華々しさはありません。
ですが、この船は日本が後世まで大事に保存していくべき船です。
もし、これからガンダムを見に行かれるなら、お台場に行かれるなら、「宗谷」にも足を運んでみてください。
そしてそっと声をかけてあげてほしい。
「宗谷」にはきっとその声が届くと思います。
船の科学館1階ロビーにはその「宗谷」の維持保存のための募金箱がひっそりと置いてあります。
「宗谷」を保存していくために一人でも多くの方に募金をお願いします。
「宗谷」のために、よろしくお願いします。(´人`)
![]() | 特務艦「宗谷」の昭和史 (2009/07) 大野 芳 *詳細を見る |