白川水源の保全料を払って入ったところで、もうひとつの鳥居がお目見えする。


この鳥居の神社名板の隙間からうにうにと伸びている草がなんとも「蟲師」っぽくてよいですね。
壊れたところは新しい石板に変えてもその他は古いまま組み立てて建っているところもよい。

罔象女命(ミズハノメノミコト) : 水祖(ミズノオヤ)、水に関すること一切を司るとされている水の祖神。
イザナミ(伊弉冉、伊邪那美、伊弉弥など:日本神話の女神)の尿から生まれた神。
別名(読み方は同じ) : 水波之売命、弥都波能売命、水速女命など。
漢字に「女」がついているが、祭ってある神社によっては「女神」だったり「男神」だったりするようだ。
でもなんとなーく水系の神さまって女っぽいイメージがあるなぁ。
男だったとしてもとてもユニセックスというか、中性的なイメージなのでこれはこれで。
ここ南阿蘇の麓である白川吉見神社以外にも、有名なところでは丹生川上神社中社(奈良県)や、岡太神社(福井県)、大井神社(静岡県)、伊勢神宮滝祭神(三重県)などでも祭られている。
看板には罔象女命(ミズハノメノミコト)の名前しか出ていなかったが白川吉見神社の祭神は国龍大明神(クニタツダイミョウジン)と罔象女命(ミズハノメノミコト)の2柱らしい。
今回は時間の問題もありスルーしてしまったが、この神社はその規模の大きさからも有名な阿蘇神社の末社であるそうな。
実はあまりそんなに期待してなかったこの白川吉見神社、水の神さまということで緑の船としてはとっても居心地よい神社で個人的にはどの神社よりも心穏やかにエネルギーを充電できた場所でした。

ここはこの旅で一番の発見だったなぁ。
地元だったら毎日お参りしてるわ。
また行きたーい♪