航海記 ♪歌いながら行くがいい♪
私の船は、時々歌いながら旅に出る。
DATE: 2008/12/06(土)   CATEGORY: 風景
ディスカバー九州! 9 神の国高千穂 ②国見ヶ丘の朝


夜神楽を堪能した翌日の早朝は、雲海とご来光を見るべく国見ヶ丘へ。
って、レンタカーのカーナビに景勝地で登録されてなくしばし迷う。

なんとか朝日に間に合いました。





国見ヶ丘1





国見ヶ丘2








国見ヶ丘の銅像


神武天皇の御孫建磐龍命(たていわたつのみこと)が北九州の筑紫の国統治の命を受け下日向県から南阿蘇に向かう途中で立ち寄って眺めたこの丘(標高513m)が「国見ヶ丘」の由来だそうな。







四方に臨む山々のすばらしい風景と一定の条件下でしか発生しないという雲海がよく見られるというので早朝に訪れる人がけっこういる。



ちなみに神武天皇とは…?
別名
神倭伊波礼毘古命 (かむやまといわれびこのみこと)
神日本磐余彦火火出見尊 (かむやまといわれびこほほでみのみこと)
若御毛沼命 (わかみけぬのみこと)
豊御毛沼命
豊毛沼命

…などなど。

日本の建国の祖として名を残す神話の世界から始まる初代天皇として有名です。
出身はこの南九州地方らしい。
もともと豪胆な性格なのか15歳にして二人の兄者を差し置いて太子になる。
日向高千穂ではその兄と共に45歳までを過ごし、ここから本州の近畿を目指す。
現在の宮崎県の海岸からまずは北九州へ渡り、そこからさらに東に東にと向かい、瀬戸内海から難波(大阪府)、南海を経て熊野(和歌山県)へ渡ると八咫烏ヤタガラス)に導かれて山中を進み大和(奈良県)征服したとされる。(これが神話の神武東征)
このころの日本には各地に男首長や女首長を頂く集落が多くあったようで、それらを従属または征服し大和に組織的な国家を作ったとされます。
大和の畝傍で即位(初代天皇)し、この年が紀元(皇紀元年)となっており、建国記念日の2月11日がその理由になっている…と習ったかもしれないがすっかり忘れておるよ。
この神武天皇から始まり、今上天皇は125代目となるんだよ!>へぇ~へぇ~へぇ~!




天之御中主神      ←この辺りは天地創造神話の世界
(あめのみなかぬしのかみ)
   |
高御産巣日神
(たかみむすびのかみ)
   |
神産巣日神
(かみむすびのかみ)
   |
宇麻志阿斯訶備比古遅神
(うましあしかびひこじのかみ)
   |   
天之常立神                      
(あめのとこたちのかみ)
   |         
国狹槌尊     
(くにさづちのみこと)
   |                           
国之常立神  
(くにのとこたちのかみ)
   |                              
豊雲野神
(とよぐもぬのかみ)
   |              
宇比地爾神           須比智爾神
(うひぢにのかみ)=====(すひぢにのかみ)         

     ┌─────┴─────┐  
   角杙神          活杙神 
(つぬぐいのかみ)=====(いくぐいのかみ) 

     ┌─────┴─────┐
   意富斗能地神        大斗乃弁神 
(おおとのぢのかみ)=====(おおとのべのかみ) 

    ┌─────┴─────┐
  淤母陀琉神        阿夜訶志古泥神
(おもだるのかみ)=====(あやかしこねのかみ)

    ┌─────┴─────┐
   伊弉諾尊         伊弉冊尊 ←やっと馴染みのある神話の世界
(いざなきのみこと)=====(いざなみのみこと)

      |
  大綿津見神(おおわたつみのかみ)
  大山津見神(おおやまづみのかみ)
  鹿屋野比売神 (かやぬひめのかみ)
  天照皇大神
(あまてらすすめらぎおおみかみ)←やっと知っている神社世界
                |
        天忍穂耳尊  === 萬幡豊秋津師比売尊
  (あめのおしほみみのみこと)(よろずはたとよあきつしひめのみこと)

                |
   
    |   木花之佐久夜毘売
    |   (木花之開耶姫) ===== 瓊々杵尊     
    |   (このはなのさくやひめ)  (ににぎのみこと) 
    |
  ┌──┴────────┐         |
  |       豊玉毘売 ==== 火遠理尊(彦火々出見尊)
  |       とよたまひめ)    (ほおでりのみこと)
  |              |            
  | 
玉依毘売 ===== 鵜葺草葺不合尊
(たまよりひめ)   (うがやふきあえずのみこと)
          |
    若御毛沼尊(わかみけぬのみこと)
     (神日本磐余彦尊)   ←やっとココ歴史の世界(人間の世界)
     (神武天皇):初代天皇
          |
      神八井耳命:息子
  (かむやいみみのみこと)
          |
        建磐龍命      ←国見ヶ丘の由来
    (たけいわたつのみこと):神武天皇の孫


ちょっとグダグダで系譜がわかりにくいですね…。

イザナミ☆イザナギ以降の詳細な系譜はこちら↓からどうぞ。
★【熊野神社(ご祭神の系譜)】参照


平成20年(2008年)は皇紀2668年…でいいのか?
改めて知るとこれってやっぱすごいことだよなぁ。
日本のことをやれ「欧米よりも劣っている」だの「こんな国たいしたことない、つまんない」だの言ってるヒト(マスコミ)は多いんだけどこの2600年以上あるその歴史の中で政治体制がどんどん変化していて尚且つ皇族の系譜が連綿と繋がっている国って世界中にどんだけあるの?
神話の世界から続く皇室のような存在はもうほとんどないらしい。
それは日本人が思っている以上に稀有でスゴイことなのでは?

ほんの数十年前までは「天皇?なにそれ、税金の無駄使いじゃない。そんなのやめちゃえばいいのに」と思っていたのは思えば学校が思い切り赤い共○党系だったからかただの無知だったからか…。
ちなみにフツウの会話の中で何気に「天皇が早く●ねば○○なのにねぇ」とか平気で言い放つ知り合いの女性(50代後半)はKの国が大好きなヒト…。(なんだかなぁ)








朝影







国見ヶ丘にて






荒ぶる神話の世界からも「ビバ!にっぽん!」と言いたくなった緑の船。
この航海記で出雲や奈良に何度か行ってきたけど、日本の神話の世界がこんな遠い九州の地とも繋がっていることに驚く。
だって車でも新幹線でも「遠いーーーーーっ!」って思うのよ。
2668年以上前の人々が南九州からはるばる近畿まで行ってやる!と考えて実行するんだなぁと。






雲海を望む



さながら2668年後の建磐龍命(たていわたつのみこと)たちの図ね。



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