落ちる水量はかなりのものだった。
水のある風景ってスキだわ~。

潤いが通じる橋…その名前の通り、この橋はその上を渡るというよりはこの中を管として水を運ぶための用途が主だ。
ここを、この足元の下を6キロ離れた水源から引き込んだ水が轟々と流れていくのですよ。
すばらすぃ!



企業者 : 矢部手永総庄屋 布田保之助惟暉
起工 : 嘉永5年(1852年)12月
竣工 : 嘉永7年(1854年)7月
工事期間 : 1年8ヶ月
工事費 : 通潤橋 官銀319貫406匁6分
夫役 5,865人
附帯用水路 官銀375貫401匁2分
夫役 21,213人
(嘉永7年の米価は一石が91匁2分)
通潤橋の長さ : 75.8m
通潤橋の幅 : 6.3m
通潤橋の高さ : 20.2m
アーチの径 : 27.9m
石管の長さ : 126.9m
落差 : 1.68m
石垣面積 : 1,860平方メートル
通水量 : 15,000立方メートル (一昼夜)
開田面積 : 約100町歩
通潤橋由来 :
架橋当初は「吹上台眼鑑橋」とと称していたが、肥後藩時代に肥後藩奉行の真野源之助により、易経の程氏伝にある
「沢在山下其気上通、潤及草木百物」
(山下に沢ありその気上を通じ、草木百物に潤いの及ぶ)?
からとって名づけられた。
看板より

この大雑把な俯瞰図がまたなんともw(しかし真面目にもっと大きくて立派な看板にすべきと思うよ!)
実はこの6キロ離れたところから引き込んだという水源に円形分水というのがあってそれも見たかったのだけど、時間的に無理で残念( ノД`)!
でも次回の石橋探訪の楽しみに取っておくからいいのだ♪