桜の季節から梅雨に入ってアジサイの季節へと移行するこの頃も、緑の船は大好きだったりする♪
過去記事参照(同じ頃に同じような写真を撮ってるし ^ ^;)
★【水無月の紫陽花②】
最近はアジサイにもいろいろな種類があるって知ってじっくり近寄って見ることが増えたなぁ。

アジサイパープル

アジサイホワイト

アジサイグリーン
これは「アジサイ藤枝垂れ」って勝手に命名。
ホントはなんていうのかな?

最近のお気に入りはこのガクアジサイ系。

“隅田の花火”っていう種類のガクアジサイを職場で頂いて知ったんだけど、これがほんと情緒的でステキな花なんだ。
外で見かけて写真撮ってみたんだけど、これはちょっと違うみたいだなぁ。(いや、ぜんぜん違うから!と突っ込まれそう)
“隅田の花火”は外側に咲く花びらが多弁で花びらの形ももっとシャープなのだ。
ああ、これこれ→★【隅田の花火(スミダのハナビ)】
その花の姿もステキだったけど、その名前もまた実にイイわ~♪
儚げなイメージと違って、花の下から茎を切って葉っぱをつけたまま土にぶすっと差して毎日お水をやっていればすぐに根がついてわっさわっさと花がつくようになるらしい。
早速我が家で実践中。
早く根がついて花が咲かないかなー♪

アジサイブルー

アジサイピンク
なんか「アジサイブルー」とか「アジサイピンク」とか戦隊レンジャー○○みたいだ。
もう紫陽花が咲いているというのに時期はずれな「今年のさくらシリーズ」もやっと最後?かな。
(*2008さくら桜SAKURA! 本編+番外編)
西行法師(元永元年(1118年)生まれ)の詠んだ桜の歌の中に、散り際の花びらについて詠ったものがかなりある。
花びらが散って埋もれている様を「薄氷が張ったような」とか盛大に散る様を「岩を離れる滝のような」とか。
過去記事参照
★【SAKURA 2007 HANAMI ④西行法師と桜】
今年2008年(平成20年)は西行法師が生まれてからちょうど890年!
春の花なのに冬の情景を重ね合わせたり、温度や音までも想像させてくれるその感覚がけっこうスキなんだけど、900年近い時が経っても桜が花の中でもことさら特別だと思う心情は連綿と息づいているんだなぁと不思議な気分にもなる。

桜の品種も園芸家の改良魂によって増えており、西行さんが現代の様々な品種の桜の木をみたらどんな歌を詠んだことだろう?
たぐひなき 花をし枝に咲かすれば 桜に並ぶ木ぞなかりける

山おろしに 乱れて花の散りけるを 岩はなれたる瀧とみたれば


山おろしの 木のもとうづむ花の雪は 岩井にうくも氷とぞみる


春雨に 花のみぞれの散りけるを 消えでつもれる雪とみたれば
慌しく美術館を後にしてまた新幹線に乗り込む。(*もう2ヶ月前の4月のことです)
お土産も買わなかったくせに黒豆大福は車内くつろぎ用に保守。

うまいんだよ、これ!(潰れてるのは食べちまった後に撮ったせい)
てか正しいお名前は「しょう油黒豆大福」だったのか。

さあ、今度は車内販売のコーヒーをゲット!
寛ぎモード全開。(溝口肇の♪世界の車窓から♪のテーマが頭の中で流れております~♪)
★【HajimeMizoguchi世界の車窓からカルテットver】


この頃はまだ車窓から遅咲きの桜が咲いてるのが見えたのねー。
もう今はすっかり紫陽花の季節なのですが…気にしない気にしない!

どこまでも続く市街地を走り、いつの間にか地方都市を抜け、広がる平野を走っていく。

いつの間にかすっかり緑の季節に突入してました。
