あけましておめでとうございます~♪(/・ω・)/ ♪
いきなり去年の続きです。
二度目の奈良は、時間がないにも関わらず(夕方3時ごろ奈良入り、夜8時の電車で脱奈良)、なかなか楽しかった。
東大寺の近くにあった博物館がおもしろそうで、時間がなかったんでちらっと覗いただけだったんだけど次の訪問時には是非博物館もプランに組み込んで半日館内で過ごしてみよう!と思いました。
で、二度目の東大寺からの帰り、電車の時間があるので近鉄奈良駅周辺で夜ゴハンにしようということになり、付近の商店街に入り込んだ緑の船。
でも「なんかあんまり“奈良”って雰囲気じゃないよなぁ…」と言いながら「奈良っぽいお店」を探してどんどん歩くがピン!とくるお店がない。
あんまり遠くへ行っちゃうと電車の時間に間に合わないと困るから、とUターン。
「ここにする?」
「うーん…」
「ここにしとく?」
「なんかそんな気分じゃないよなぁ…」
「…んんん!?」
「ん?」

…どー見ても、何回見ても、建物と建物のこのわずかの隙間にお店があると看板が言っており…。
正面からみたら、やっぱりお店があるようだけど、建物と建物の隙間にあるようにしか見えず…。

「こ、これは… 明らかに“古い空間”よ!」
「えっ!? …え、ええーとイリーガルがいたらどうするんだよぅ」
「大丈夫、メガシ屋でメタタグ仕入れてきたし、メガビーもレンガ板もあるわ」
「…さっちーにフォーマットされたら帰ってこれなくなっちゃうかも…」
「“オヤジ”がいるから大丈夫!レッツらゴー♪」
*詳しくはアニメ『電脳コイル』をご覧ください。
◆原作・脚本・監督:磯 光雄
2007年(平成19年)5月12日〜12月1日放送。(○HK教育)全26話。
★【オリジナルTVアニメ『電脳コイル』用語集】
★【『電脳コイル』話数限定 第1話「メガネの子供たち」】無料動画GYAO!
扉を開けるとそこはステキなカフェ空間。
やっぱ空間の隙間にできているにちがいない。
さて、カフェなので普通にカフェめしを注文するわけだが…
おいしーーーーーーーっ!

サラダで「おいしい!」と思うことって案外ないかも!?
…と改めて思うくらいものすごくおいしくて山盛りだったのにガツガツと頂いてしまったこのアジアンテイストな豚しゃぶ。
どの辺りがアジアンだったかというと、パクチー?、シャンツァイ?だっけかあのベトナム料理とかタイ料理とかでよく使われる香草がイイカンジで効いている。
そして、お野菜も豚しゃぶもおいしいのは当然として、なにがおいしかったってドレッシングがめっさおいしかった!
なんかだいたい外食しててもサラダのドレッシングってだいたい似たような味だったりするんだけど、このサラダのドレッシングはちょっと食べたことがない感じの独特なお味で、新鮮な感動!→「おいしい!」となったのかもしれない。
うう、市販されているんだったら買って帰りたいくらいおいしかったなぁ。
そのほか頼んだバーガーセットもボリューム満点!で食べ応えあり。

それになんといっても、基本のオムライスが緑の船好みで言うことなし!

このトマトソースがうまかったことうまかったこと!
奈良に行ったときに寄りたいカフェが思わぬところで発見できてうれしかったな。

「なら的なカフェ」ってどんなのだろう?と考えてみると、お店の雰囲気がイイ!とかおしゃれ!というのは田舎都会を問わずどこのカフェも持っている気がするけど、それにどことなく奈良独特のまったりした(良くも悪くも素っぽい?)人間の雰囲気がなんとも言えずよいのかもなぁ。
★【silver works & cafe Fluke】
(フレーク?フルーケ?)
場所 : 奈良県奈良市東向中町10
(近鉄奈良駅すぐの東向き商店街という商店街内)
定休日 : なし(年末年始はわからないけど…)
営業時間 : 11:00~21:00
★【「FLUKE」(フルーク)】ぐるなび/近鉄奈良カフェ
営業時間が11:00から…
営業時間が11:00から…
営業時間が11:00から…
やっぱりならカフェにはモーニングが存在しないのか…Σ(´д`*)
後日知ったが、この建物は慶応年間(*)の建物に手を加えた割と最近できたっぽい和洋折衷型(これがミソ!)のカフェだったらしい。
*1865年~1868年の江戸末期、幕末から明治維新にかけた頃。
ちなみに「Fluke」で検索したら工業機器の計測器・測定器とか携帯型オシロスコープのスコープメータとかデジタル温度計、空気質メーター(温湿度メーター)とか絶縁抵抗計とか標準器・校正器のメーカーがズラズラでてきた。
店長さんは電気工業系出身なんだろうか…?

なんとなく入ったビルの隙間の“古い空間”には、近代工業機器の名前を持ち新しい味のドレッシングを武器に現代人を魅了する、幕末の時代から続くほんとうに「古い空間」でありますた。
ならカフェ、 恐 る べ し 。