月照寺へは歩いていったので、その途中にある賣布神社(めふじんじゃ)を素通りにはできません。


うーむ、イイ!
やはりこの神社の雰囲気はイイ!!
というか、好き♪
過去記事参照〜。
★【松江旅情 42賣布神社(めふじんじゃ)】2007年(平成19年)4月3日(火)

社内の緑がこの季節になって益々精気に溢れているよう。
しゅわわ。
社名の「めふ」の意味する通り、「海藻や草木の豊かに生えること」という雰囲気がそのまま感じられてこちらまでリフレッシュ!
脚立はやはり無かったが拝殿右隣にある小さなお社「恵美須社」(大國主命・事代主命)の屋根の緑も朝だったせいもあって益々瑞々しい。


拝殿前屋根の龍と麒麟の彫刻も朝の時間にはくっきり見えます。

この神社の彫刻は小林如泥作だっけ。
なんとなく、ユーモラスな雰囲気もあるのよね。
よく考えてみると、実在しない想像上の生き物をなんてイキイキと描いているのだろう!という感動も受ける。
か~~っ!このオッサンいつも酒を飲んだくれてた酔っ払いだった(7代藩主松平治郷公談)くせに~。
過去記事参照〜。
★【松江旅情 27月照寺 ⑦小林如泥】2007年(平成19年)3月5日(月)
で、改めて神社の門の軒下の彫刻を見てみると、東西南北(四面計6箇所)の彫り物は全部違うのですよ。(この門の彫刻は比較的新しい気がするなぁ)

南に面した東西の隅には多分東↑が琵琶?で西↓が…なんだっけ?


門の内側から見た東西は、東↑が牡丹で西↓が椿かな?(石楠花か山茶花かも…)


門を潜って北側は東↑が…(写りが悪すぎですな…)葵か葡萄?で西↓は…これは分かるぞ、桃だろう!桃は確かイザナギ・イザナミの神話の時代から登場する魔除けのアイテムだし。(杏だったりしてな…)

いいなぁ、こういう地味~にこだわった造作って好きだよぅ。
門を潜ると右手にお手水があるわけですが、このお手水の屋根の柱細工もシンプルながらとっても好きです。


参拝前にはお清めの手洗いを忘れずに…。