朝の円頓寺商店街。

緑の船はここにある呉服屋(きもの工藝ヲジマヤ)さんが好きでよくここの店の前を通るためにこの商店街を通り抜ける。
めったに買わないのでなかなか敷居は高いのだが、ちょっとお話してみるとお店の方は親切で、取り扱っている品がいちいちステキでたまらない。
うっかり寄ってしまうと衝動買いしたくなるので危険な店なのだ。
★【きもの工藝ヲジマヤ】by金シャチ商店街より
ヲジマヤはとってもステキな店なのだが、この商店街そのものは実は賑わっているのを見たことがない。
しかし、ここのところアーケードがにぎやかに装飾されて屋台も出ている模様。
帰りにちょいと寄ってみることにした。
連日の梅雨らしい梅雨空のおかけか、大抵はどんより濁ってヘドロ臭い堀川が増水に次ぐ増水でゴミも押し流されたらしく、透明度こそないけどいつもより格段にキレイ!

その堀川に架かる橋のひとつを渡っていったところに円頓寺商店街の出入り口がある。
おお!やはりなんかイイ感じ!
金曜日だったせいかなんだかいつもより活気に満ち溢れている。

というか、こんなに人が溢れているのを初めて見た…。

今年で52回目を向かえるという「円頓寺七夕まつり」は伊達ではないということか!?
なにやら人だかりが出来ていると思ったら、路上で大道芸が始まってます!



特設ステージもないのが返って良いのか、観客との距離が近くてナチュラルに盛り上がってたりして。

縁日屋台に大道芸、浴衣姿のこどもたち。
うーん夏まつりの正しい姿って感じです!
旅館ゴハンが不発だったから…というわけではないけど、お昼はいつもとちょと違う趣向のレストランへ向かう緑の船ご一行様。
美術館で絵を鑑賞しイイ感じにお腹が空いたところで、距離的にそう遠くないということで向かったそこは島根県立美術館からタクシーで7、8分程度走ったちょっとした丘の上にある。(とんでもない大雨だったのでもう少しかかったような気も…)
お店の名前を告げるもタクシーの運ちゃんもご存知ない様子。
「生協病院の近くにあるはずなんだけど」と補足すると、幹線道路沿いから住宅街への細い小道にタクシーが入って行く。
(こんなところにレストランがあるの?)と思い始めたところで、すぐに到着。

住宅街にまぎれるようにあったレストランはそんなに大きくない建物。
多分ふらふらっと街を歩いていたら偶然に…とは中々ご対面できそうにない場所にあり、「ここに行くぞ!」と思わないと絶対に辿りつけなさそ…。
地図参照:★【ホットペッパー松江版「フレンチレストラン ラグー」】
ネット情報でもあまり詳しくは載っていない。
でも、あんなひどい土砂降りの大雨の日でもお客さんはけっこう来るみたいだ。
店内は狭いのに道路に面した大きな窓から緑が見えるせいか、広々した雰囲気を感じさせた。
大雨だったけど濡れた緑がまたよい風情。
入った瞬間「当たりかな?」とお店の雰囲気で感じた。
こじんまりしてるけど内装が鈍臭くな~い。
テーブルのクロスのオレンジが雨の日でも気分を楽しくさせてくれる。
実は今回のお宿のお食事はなんともビミョ~だったのよね…。


うーん、別にね、不味くはなかったよ、そこそこね、おいしかったよ、うん。
…
でも「そこそこ」がつく程度だったというか、出てきた蟹も新鮮なはずのお造りも食べた瞬間に「うまっ!」と思わず呟いちゃう、みたいな感動はほとんど得られなかったというのが正直な感想…。
うっ、うっ、新鮮な海(湖)の幸をとっても楽しみにしてたのにぃ…。
ま、今回は安いプランだったからなぁ…。

お宿で楽しみにしている「旅館の朝ご飯」も、イ マ イ チ …だったのが切ない。
やっぱお宿のお食事って、そのお宿の玄関に入った瞬間に感じるイメージとほとんど比例しているのかなぁ。
そのお宿もかなり「大きい」旅館ではあったけれど、ロビーに漂うソコハカトナイ「どこにでもある内装」&「イマイチ詰めきれていないインテリア」&「ディスプレイって何?な土産物売り場」&「せっかくのお庭が資材置き場状態」等、なんとも…。(泣)
入った瞬間に「あ!」とか「うわぁあああ!」とか「おっ?」と感じさせるお宿は小さくてもそんなに豪華じゃなくてもそれなりの「驚き」とか「ふくふくとした満足感」とか与えてくれるものだったりすると思うのよ。
なんだか悪口みたいになちゃうのも切ないので、よかったところを補足すると、
「仲居さんやボーイさんたち従業員の雰囲気がとても自然体でとてもいい感じだった!」
と付け加えておきます。
どんなにお料理がおいしくても仲居さんの態度ひとつで「…」になっちゃうお宿もあったからな~、これはこれからも大事にしてほしいデス。
もちろん清潔できちんとしたお宿でしたよ!(とフォローも^^;)
あ、シジミ汁はおいしかった!
件のドラマ『島根の弁護士』でもロケに使われたとある美術館のロビー。
宍道湖のほとりにあり、JR松江駅からも歩いていける程度の距離にある比較的新しい建物。
それが島根県立美術館です。
★【島根県立美術館:『神々のふるさと山陰7月号』】
〒690-0049
島根県松江市袖師町1-5
TEL:0852-55-4700(代表)
<交通案内>
◆JR松江駅より徒歩約15分
◆JR松江駅から松江市営バス 南循環線内回り約6分「県立美術館前」下車

ドラマでは美術館のロビーで仲間由紀恵と樋口可南子がお茶してましたが、喫茶コーナー「ベッキオロッソ」はもっと奥まったところにあります。(ロビーでも飲めるのかも…)
この日は前日のお天気はどこへやら、朝からザザ降りの大雨で、さすがにタクシーで向かう緑の船ご一行さま。
そして、到着して絵を鑑賞する前にいきなりお茶に突入~^^;。
旅館の朝ご飯にコーヒーはなかったので、もう緑の船は
「コーヒー!コーヒー!コーヒー飲まないと絵なんか観れないよぅ!」
と、タイトな時間を無駄に過ごし…いえいえ、のんびり過ごします。
でも、ここのコーヒーはけっこうおいしかったなぁ。
乗船員Hが頼んだカプチーノ(写真奥)もおいしかったよん。

生憎の雨模様ではあるのだけど、この雨もまた似合う街なのだよ、松江は。
まさに
松江に雨が降る~♪
古き水の都~♪
なのです。
それに雨の日に飲むお茶もけっこう好きなのよね。
この前、なんとはなしにTVを点けていたら、妙に聞き慣れた、しかしどこかきごちない台詞が聴こえてきた。
なにやら裁判中。
お、仲間由紀恵が弁護士やってる。(法廷でなんで裸足やねん!?)
で、被告人が「~しちょってぇ」とか「~だけん…」とか「~だがぁ」とか微妙な方言をしゃべっている。
んん?
んあぁああああ!!
そ、そこはあの美術館(島根県立美術館)のロビーでは!?
んで外に映っているのは「嫁が島」っ!?
つーか宍道湖ーーーっ!!
ドラマは『島根の弁護士』っちゅー松江フリークも「なぜに島根で弁護士!?」とビックリのピンポイントなタイトルに仰け反ってまいましたがな。
しかも、けっこうメジャーどころが出演してます。
★【『島根の弁護士』:フジテレビ】
★【島根の弁護士 ロケ地情報】
山崎水穂役の仲間由紀恵も中々ですが、櫻井秀子役の樋口可南子のクールな女将っぷりがイイ感じでした。
樋口可南子のお口から
「小泉八雲全集の第4巻、わたしあれが一番好きなのよ、うふふ」
なん聞かれようとは…。
ああ、驚いた。
残念ながら連ドラではないようですが、好評ならシリーズ化する…かも!?というお話もあるそうで。
原作は現在まだ連載中らしい香川まさひとの同名マンガでしたの。
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★【市報松江7月号】より

オール松江ロケ ドラマ「島根の弁護士」放送決定!
放送日:7月14日(土)21:00から
現在も連載中のコミックのドラマ化。
日本一弁護士が少ない県「島根」。小泉八雲を好きだった亡き母に導かれるように、37人目の弁護士を志願した仲間由紀恵演じる新人弁護士・山崎水穂の奮闘記です。
番組は4月中旬から5月上旬まで松江市内で撮影が行われました。地元からも多くの人がエキストラとして協力し、完成した作品です。宍道湖のほとりや松江城天守閣から観る松江市、日本の文化を感じさせる情景をハイビジョンカメラで撮影。美しい映像を見て、松江の良さを再認識しませんか。また、市外に住む親せきや友人・知人にも、ぜひお知らせください。
そか、島根県は日本一弁護士が少ない県なのね…。
争い事が少ないという事か、はたまた法より人治という事かどっちなのかしら?
足湯に浸かってリフレッシュ!した後には、お店でお茶でも頂きますか。

全員で同じお抹茶セットを注文。
あ、和菓子は「なでしこ」を模しております。
乗船員Yがやたらと「撫子(なでしこ)って夏の花だっけ?秋じゃないっけ?」と考えこんで無用に悩んでいます。(なにもそんなに悩まなくっても…w)
そのくせ「和菓子はみんな同じなの?」と店員に聞き、「そうです」と答えた後で
「どうせならいろいろあればいいのに…」
とぼそりと呟いたりします。
おいおい、と思っていたら、次から違うお菓子が付いてきたw

呟いてみるものだ…。

ちなみにこれ↑は同じ撫子の和菓子が付いてきたが、「茶碗」が一番上のセットとは違います。(みんな違うのだ)
「あっちの青系の茶碗もぽってりしてていいけど、こっちの黄色い夏茶碗も手に持つとすっと馴染んでいい感じね♪」
「夏茶碗」とは、茶碗の口が広く開いているタイプのもの。
逆に口が広がっていないタイトな形のものは「冬茶碗」というらしい。
ほうほう、ひとつお勉強になりましたよ。
ちなみに「撫子」の花は、
6月頃から8月頃にかけて開花する。
ピンク色の可憐な花である。
縁がこまかく切れ込んでいる。
我が子を撫(な)でるようにかわいい花であるところからこの名前になった。
早咲きと遅咲きがある。
by【季節の花300:撫子】
のだそうだ。
丁度この季節のお花なのだね。納得したかね、Yくん。
しかし、このお抹茶大会で一番盛り上がったのは最後に登場した
「あじさい(和菓子)&竹茶碗」
のセット!

この茶碗、竹の根の部分を削り出して茶碗に仕立てたもの。陶器じゃないのです。
ちょうど竹の根の部分が茶碗の腰に当たっていていい感じの柄になってます。
手に持つと陶器とは違うやさしい手触り。
みんなして「ほう!」「へ~!」「おもしろいね♪」などと感想を言い合ってたら
「はやく食べさせてくれよぅ…」・゚(つД`゚)゚.
と急かされました。
まま、冷めないうちにどうぞどうぞ!
広ーい美術館で歩き疲れたら、そのすぐお隣にある茶屋で足湯はいかが?

「ご自由にどうぞ」
と赤いイスの上には足拭き用のタオルまで用意されていました。
ここは「さぎの湯」という温泉地でもあります。
もちろんこの足湯は源泉かけ流し!
早速みんなで靴を脱いで足湯に浸かります。
ほあぁあ~!気持ちイイー!

始めは見ているだけだった他乗船員も、「どれどれ」と試しに浸かってみます。
「ああ~、足だけでも癒される~」
「な、この甕の底にある石がまた足裏のツボをいい感じに刺激してくれるよね」

ちなみに左の方がぬるめで、右の方が熱めの湯加減になってます。
些細なことだけれど、こういった利用する人々への心遣いが心憎い!
温泉に入る時間の無い方も足湯でさっぱりしてくださいまし^^。
★【島根県露天風呂 さぎの湯温泉「さぎの湯荘」】
島根県にある足立美術館をご存知だろうか?
ここは過去記事★【松江旅情 11皆美館とアメリカの日本庭園専門雑誌】のところでも紹介した『Journal of Japanese Gardening』(ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング)が取り上げる
「日本一美しい庭園」と、
ランキングされたことでも最近は有名になった美術館だ。
もっとも開園は昭和45年(1970年)の秋からで、ここは30年以上かけてこつこつと庭の手入れを怠らず続けてきた、とっても息のナガーイ、ランキングに載ってなくても十分に素晴らしーい美術館なのです。
松江市よりも鳥取よりの米子市に近い安来市という田舎町にある…が、美術館はJR安来駅からシャトルバス(無料)で20分もことこと走って、「いったいどんだけ田舎に行くんだ…!?」とやや不安になった頃、本当に田んぼしかないよーうな場所に到着する。
入館料(税込)は何も知らなければ「えっ!!こんな田舎の美術館でそんなに高いの!?」と驚くかもしれないが、入ってみればその値段でも十分に納得できると思う。
なにしろココはその素晴らしい所蔵品はもちろん、我々を包むハコそのものも美術品みたいなものだから。



13,000坪の手入れの行き届いた日本庭園は、どこから見ても、いつ見てもほんとに美しい。
初夏の緑も瑞々しい。
冬の雪に覆われた侘しい雰囲気も中々よいと思うのだけど、緑鮮やかなこの季節はやっぱり良い!


ああ、でも秋の紅葉の時期も来て見たーい!!

現在開催されている『夏季特別展』は2007年(平成19年)6月1日(金)~8月30日(木)まで。
企画展【あなたが選ぶこの1点!】
ちょうど、緑の船が訪れたのは6月末だったので、菱田春草の「紫陽花」に一票投じてきました~。
★【菱田春草の紫陽花】足立美術館所蔵作品(*1902年(明治35年) サイズ:54.5×112.2 cm)
菱田春草
明治7年(1874)~ 明治44年(1911)
長野県に生まれる。東京美術学校にて、岡倉天心や橋本雅邦の指導を受ける。
明治31年、日本美術院の創立に参加。大観とともに、朦朧体と呼ばれる没線彩画を試みるなど、鋭敏な感覚と清澄かつ知的な眼で、新日本画の創造に専心した。美術院衰退後は文展を舞台に名作を生み出したが、明治44年9月16日、惜しまれつつ早世した。(享年36歳)
菱田春草の線がぼやけたような絵は「朦朧体」などと呼ばれて当初あまり画壇などからは評価されなかったらしい。
でもあのぼやぁああんとした雰囲気は日本の湿気を帯びた空気を絵に感じさせて好きなんだよな。
気性の激しい横山大観とは対照的におとなしくもの静かな画家だったという菱田春草。
若くして亡くなったため、その「紫陽花」もまだまだ筆跡が若いというのがちょとほろ苦い。
画風を酷評された菱田を励まし慰めたのが横山大観だったというのも、なんだかおもしろい。
巨匠横山大観の「雨霽る」(あめはる)もとっても捨てがたいいい絵なのだが、この季節にぴったりだというのとあの叙情的な雰囲気が好きだと思ったので、「紫陽花」に投票したのだった。
秋の投票だったら川端龍子の「愛染」だったかも。


★【足立美術館】
〒692‐0064
島根県安来市古川町320
*最寄り駅/JR安来駅→無料シャトルバス有:20分ほど
*島根県の松江駅→安来駅(特急で17分、快速で21〜26分ほど)
*お隣鳥取県の米子駅→安来駅(9分ほど)
TEL:0854-28-7111
=料 金=
大 人 ¥2,200 (団体割引なら\1,800~\1,600)
大 学 生 ¥1,700 ( 〃 ¥1,400 ¥1,200)
高 校 生 ¥900 ( 〃 ¥700 ¥600)
小・中学生 ¥400 ( 〃 ¥300 ¥200)
開館時間は以下のとおり。
★4月~9月 9:00~17:30
★10月~3月 9:00~17:00
年中無休の珍しい美術館なのだ。
2年間有効のパスポートもあるのだが、いかんせん…遠い(ううっ)。
3回来たら元は取れるけど交通費がバカになりませぬ(´д⊂)。とほほ。

こうして窓越しに眺めると、庭はまさに額縁に入った一枚の「絵」だった。
ああ、ご近所だったらきっとしょっちゅう入り浸ってるのに!
他にお店を知らないので、早朝に松江に到着するととりあえず駅前でパン屋さんが開店するの待つ。
ぐーーーっ。腹減っただ。
早くモーニング食べたいだ。

【LITTLE MERMAID】シャミネ松江店はこの辺りでは割と早くから開く喫茶店のひとつだと思う。
開店と同時に一番乗り!

焼きたてのクロワッサンとレーズンパン、ホットコーヒーで朝ゴハン。
つーか、モーニングセットって山陰地方にはないのだろうか!?
うそーん(゚д゚)!
普通にパンとドリンクの値段だったよぅ!
モーニングってのはドリンク代にパンとか卵とかサラダとか果物とかうどんとか赤だしとかがサービスで付くんだよう!
モーニングのない喫茶店のモーニングなんてぇえええええっ!!!
でも、おいしかったけどね。
ごちそう様でした!

月照寺へは歩いていったので、その途中にある賣布神社(めふじんじゃ)を素通りにはできません。


うーむ、イイ!
やはりこの神社の雰囲気はイイ!!
というか、好き♪
過去記事参照〜。
★【松江旅情 42賣布神社(めふじんじゃ)】2007年(平成19年)4月3日(火)

社内の緑がこの季節になって益々精気に溢れているよう。
しゅわわ。
社名の「めふ」の意味する通り、「海藻や草木の豊かに生えること」という雰囲気がそのまま感じられてこちらまでリフレッシュ!
脚立はやはり無かったが拝殿右隣にある小さなお社「恵美須社」(大國主命・事代主命)の屋根の緑も朝だったせいもあって益々瑞々しい。


拝殿前屋根の龍と麒麟の彫刻も朝の時間にはくっきり見えます。

この神社の彫刻は小林如泥作だっけ。
なんとなく、ユーモラスな雰囲気もあるのよね。
よく考えてみると、実在しない想像上の生き物をなんてイキイキと描いているのだろう!という感動も受ける。
か~~っ!このオッサンいつも酒を飲んだくれてた酔っ払いだった(7代藩主松平治郷公談)くせに~。
過去記事参照〜。
★【松江旅情 27月照寺 ⑦小林如泥】2007年(平成19年)3月5日(月)
で、改めて神社の門の軒下の彫刻を見てみると、東西南北(四面計6箇所)の彫り物は全部違うのですよ。(この門の彫刻は比較的新しい気がするなぁ)

南に面した東西の隅には多分東↑が琵琶?で西↓が…なんだっけ?


門の内側から見た東西は、東↑が牡丹で西↓が椿かな?(石楠花か山茶花かも…)


門を潜って北側は東↑が…(写りが悪すぎですな…)葵か葡萄?で西↓は…これは分かるぞ、桃だろう!桃は確かイザナギ・イザナミの神話の時代から登場する魔除けのアイテムだし。(杏だったりしてな…)

いいなぁ、こういう地味~にこだわった造作って好きだよぅ。
門を潜ると右手にお手水があるわけですが、このお手水の屋根の柱細工もシンプルながらとっても好きです。


参拝前にはお清めの手洗いを忘れずに…。
この6月ですが、また松江に行きました~。

というわけの「八雲立つ!」第4弾。
ここの雲はほんと「大きい…」と思わせる。
雲なんてどこで見ても同じだはずなんだけどね。
松江に着いて真っ先に向かった先は朝の月照寺。
もう終わってるかな?と思いつつ駅からガシガシ急ぎ歩き。
あ、まだ咲いてる!






初代藩主松平直政公の廟門を中から。
過去記事★【松江旅情 22月照寺 ②初代藩主松平直政公】参照~。
やはりアジサイの頃もまた雰囲気があってよいデス。
雨上がりの磨り減ってて濡れた飛び石もよいデス。

時間がなくて今回は駆け足のお参り。


うーん、この龍の彫り物やっぱりステキ♪


さすがに6月末のアジサイだったので、盛りは過ぎた感は否めませんが…。
前日は大雨でこの日も雨模様と天気予報が出ていたので晴れているだけでもありがたい!(雨のしっとりしたアジサイ寺も捨てがたいですがね^^)

お陰でこんな癒される緑に出会えました。
時間がなくて今回はお茶を楽しむヒマもなかったけど、やっぱりココは緑の船にとってのスピリチュアルスポットやわぁ。
何回でもまた行きたいと思うもの。
あ、飛行機雲!
