航海記 ♪歌いながら行くがいい♪
私の船は、時々歌いながら旅に出る。
エレカシ35 vol.2〜 問うな、涙の理由を 〜



「推しは推せる時に推せ」

いつぞやミヤジ絡みで誰か様のSNSで拝見し、目の前の霧がサァーっと消え晴々した気がした一文でございます。早速座右の銘に頂戴いたしましたw
蓋し名言よ!ありがとう!
ツアー終了後の今も鬼リピし「yes. I. do」にグッと来ている私の個人的解釈と無駄に長い愛を綴る「ミヤジの沼渡り、その33」でございます。



★【エレファントカシマシ「yes. I. do」MUSIC VIDEO「エレカシ35」アリーナツアーも終了した後の2023(R5)年4月30日に公開。※公開時、ミヤジ56歳。


 


 「yes. I. do」
 2023年(令和5年)3月8日発売。
 エレファントカシマシ、51枚目シングル
 ○作詞、作曲:宮本浩次
 ○プロデューサー:宮本浩次
 ○MV監督:丹修一

丹さんのMVは基本好きなの…なのだけれど、今MVの中に差し込まれているライブ映像には今年のツアーのものはないっぽい?(めっちゃ目を凝らして確認w)

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 多分日比谷野音のライブ。みんな若干若く40代頃のかと思われ。


えー、やはりないの!?今ツアー中の「yes.I.do」の演奏がね、本当に本当に衝撃的に良かったので、ほんの一瞬でもいいからこのMVに今年のあのライブ映像を入れてほしかったなぁ。。。と小さな我儘。

ちなみに、有明アリーナのコンサートでバッチリ聴いた後で、3月末に心置きなく映画『シャイロックの子供たち』も観に行ったのですが。ビックリしたのが、これだけ「エレカシの曲」として聴いていたこの曲は、映画の中でちゃんと映画の主題歌として鳴っていたのよ。映画のラストでね、「yes.I.do」のミヤジの声が流れた時、その曲は完全に阿部サダヲ演じる己の信念を曲げた西木課長代理の歌だったし、佐藤隆太演じる悩める心弱い滝野課長代理の歌であり、佐々木蔵之介演じる脛にキズを持つ検査部次長黒田の歌だった。クレジットが上がっている間、私はコンサートでのあの衝撃的な感覚もすっかり忘れていて、この歌はこの映画と共に鳴っていてミヤジがコメントで願っていた様にちゃんと映画の中にスーッと溶け込んでいたのよね、この「yes.I.do」が。それはとても不思議な感覚だった。

で、4月になって名古屋と大阪の会場で聴いて、ツアー後に改めてMVで聴くとそれはどこまでもやはりエレカシの歌なのです。



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※このMVではミヤジが珍しく皮パンを履いております。
皮パンなのにあの足の細さ、と言うか56歳でこの美脚!?…羨ましい。



よくよく見ると、石くんの髪型が映画『シャイロックの子供たち』のプロモーション時(令和4年12月)の頃と似ている様な気が。とするとこのMVの撮影や編集はツアーが始まる3月よりもかなり前になるのかしら。(石くんの髪型で時代が概ね推察できるのは七変化の思わぬ効能w)じゃあ、ツアー映像ないのもまあ仕方ないのかなぁ。でもほしかったなぁ、今アリーナツアーのライブ映像。ステージのスクリーンに映ったあのモノクロのメンバー4人の映像は是非とも入れてほしかったなぁ。特に大阪城ホールの映像、ほしかったなぁ。
(しつこいw)いやでもだってさ、ツアー後の公開だとやはり期待するがね|ω・`)…ねえ?


それと、ソロミヤジのコンサートに行く様になって、今回初エレカシのコンサート会場でも毎回思ったんだけど、販促チームに提案( ゚Д゚)⊃バンッ

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 あくまで宣伝用資材なんだ
 ろうけれど、ツアー開催地
 で貼ってあったポスターと
 か、会場特典で販売しても
 ええんやで?売ってあって
 もファンは困らんで?特に
 あの特大ポスターは名古屋
 でしか見なかったと思う。
 東京と大阪ではあのサイズ
 のポスターはなかったよう
 な気がするのですが??
 (A3くらいのは見た)
 ほしいと思っている人は絶
 対一定数いると思うのよ。
 マグネットとかのグッズ販
 売もいいけれどツアーポス
 ターの方が売上高総利益率
(売上高営業利益率も)いい
 のでは?よく知らないけどw


うんまあ、私がほしいからなんだけど(=∀=)w どうかご一考を!

 これこれ!↓この特大ポスター! ↓
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 ※ミヤジのツアー会場案内動画
 2023(R5)年4/2(日)の名古屋
 日本ガイシホール2日目より。
 
 あの大きなポスター、コンサー
 ト後にどうしてるんだろう。。
 びっくりどっきり賞も当たらな
 かったしほしかったなぁ。


※びっくりどっきり賞とは
…エレファントカシマシ35周年記念 スペシャル企画によるツアー参加者へのプレゼントなのだ。★公式HPより→2023.03.09記事参照

①★一緒に写真撮影賞
 コンサート終了後にエレカシメンバー4人と一緒に写真に写る権利。メンバーの直筆サイン色紙付き。

②★グッズ詰め合わせ手渡し賞
 コンサート終了後エレカシメンバー4人から直接ツアーグッズ詰め合わせをプレゼント。グッズの目玉であるツアーフォトブックには、エレカシメンバー4人の直筆サイン入り。

③★びっくりどっきり賞
 エレカシメンバー4人があなたの名前を入れて 「Happy Birthday to you」 を歌います。そのCDが誕生日に届く権利や、宮本の好きな駄菓子詰め合わせが届く権利など、びっくりどっきり驚きの楽しい5つの賞をご用意。

…と言うもの。各会場毎に応募した時は全て当たる気満々だったけどw(そうそう、名古屋会場では②が当たってた方いて超羨ましかったー!)ちなみ私は③希望で、ミヤジのあの声が私の誕生日を歌ってお祝いしてくれるとかもうこれしかないでしょ!?って。うん、かなり本気で当たれと思ってたw



はあ、初エレカシから早2ヶ月!(そしてミヤジの57歳の誕生日もすぐですよ!)
私の中で、東京での有明アリーナ初日(※3月18日(土))のこの「yes. I. do」の感動が未だ余韻となって残っているのですよ。その後の名古屋の日本ガイシホール(2日目の4/2)も雰囲気がまるでライブハウスみたいで最高に良かったし、大阪城ホール(2日目の4/23)のエビバデ達の熱気と祝福感も素晴らしかった。でも、私にとって一番最初に聴いた有明アリーナ初日(3/18)の、あの「yes. I. do」の衝撃は今も忘れ難いのです。ヒットして広く知られた「今宵の月のように」「悲しみの果て」「俺たちの明日」と言う定番の名曲もある中で、35年目のこの新曲は、私にとってエレカシを体感した最初の記念碑的な一曲と言ってもいい特別な曲になったと言えます。


問うな、涙の理由を。
生きる、それが答えさ。

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wowowでは東京有明アリーナ3日目(※3月21日、デビュー記念日のコンサート)を放送しており、もちろんそれも観たんだけれど、私の中ではやはり同じ会場で聴いたあの初日の音があまりに強く残っててね、「ぬあああああぁぁああ!これじゃなーっい!」とミヤジみたいに頭掻きむしって悶えてまったわ…。あの有明初日の衝撃的な音よ、あの体感の再現を目指してほしかったのよ。

同じ会場で同じバンドが同じ歌を歌っていると言うのに、この印象の違いはなんなのか!?もちろんその時々の会場の違いや演奏の違いはあるだろうし、ミヤジの気分により左右される部分もあるんだろうけど、それにしてもですよ。
そう言えばソロミヤジの縦横無尽完結編のwowow映像の時も同じ事を感じた覚えが。うーん、やはりあの映像ではあまりに音がコンサートの現地で体感したものとかけ離れていたと思うのよねぇ。なんと言うかwowow放送での音って、歌、ギター、ベース、ドラム、キーボード、ストリングスも含め、其々の出力バランスも音質もバラバラになってしまってる気がするのよ。絶対そんな音じゃなかったでしょ!もっとグワッとまとまってたでしょ!って思ってしまってヤキモキしちゃうの。。。

個人的にはもっと会場のざわざわした空気感と言うか、雑音を含めて雰囲気を入れても良かったと思う。なんだか雑音と呼ばれる部分を全部丁寧に消してしまってないかい?私が聴いた有明初日の時はファンの声援に明らかに小さな子供の「みやじぃ〜」と言う可愛らしい声も混ざってて、何というか会場の雰囲気は実に暖かく微笑ましかったのね。もちろん野太い声もあったし。そりゃあ21日はまた客層も違うんだろうけれど。それに、そもそもがTV画面で聴いてても全体的に出力音のレベルが小さ過ぎじゃありませんこと?最初に見てた時は(んん?なんか音小さいな…)と思って音量もいつも聴いている音よりかなり数値を大きくしてたわ。(私ったら耳が遠くなってしまったのかしら?)と己を心配したわw で、放送終わって他番組始まると音が大き過ぎてびっくりしていつもの音量に戻したのよ。これも放送用に音を拾うと言うか、バランスをまとめる音響さんや会場の音を仕切るエンジニアの感覚によるのか?はたまたバンドのプロデュースを担うミヤジもこれでOKとしたのか…。でもそれはない気がするのよ、なんとなく。とにかく、何が言いたかったかと言うと、

「もっと良かったでしょ、会場でライブで聴いたエレカシの音はこんなもんじゃねーーーーっ!」ですw





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エレカシ35 vol.1〜 届け! 〜



たまたまエレカシ25周年記念コンサートのたまアリでのライブ映像をチラリ垣間見て、(このコンサートに行けたエビバデ達、いいな〜)と思っていた数年前。その「エレカシ25」のコンサートから早10年(ファッ、もう10年!?)。

「エレカシ35」に、間に合った!追いついた!夢みたいぞw



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そして石くん、君はどうしてそう七変化なのだ…w
51枚目シングル「yes.I.do」の発表時(昨年12月頃)はまだ渋い様子なのに(※写真上)、
3/11(土) 放送のTV出演(ミュージックフェア)の時はもう謎の姫カットだw(※写真下)
そしてこの時4人で合計224歳の超重量級バンドなのです!(=@56歳×4)
※4月現在ではトミと成ちゃんが誕生日を迎え57歳となり+2歳増しの226歳バンドにw



エビバデさんが待ちに待ったと言う、エレカシファン待望の新作(51枚目シングル!大事な事なので2回目w)が満を持して4年9か月振りに発売されておるのです〜!(´∀`σ)σyes. I. do〜㊗️!

○「yes. I. do」
○作詞、作曲:宮本浩次
エレファントカシマシ、51枚目シングル

2023年(令和5年)2月17日(金)先行配信
2023年(令和5年)3月8日(水)発売

<収録楽曲>
 1. yes. I. do
 2. It’s only lonely crazy days
 3. yes. I. do (Instrumental)
 4. It’s only lonely crazy days (Instrumental)

★【カップリングも含めて必聴!エレファントカシマシ「yes. I. do」2023年03月08日発売】「rockin'on」webサイト、2023(R5)03.07 08:00配信記事参照〜
(『ROCKIN'ON JAPAN』4月号より抜粋)




この曲は映画『シャイロックの子供たち』の主題歌でもあり、映画公開日と同時配信となっていて映画館でも聴くことができ、エビバデ達(エレカシファン)の多くが映画館へ足を運んだ様です。
私はソロミヤジからコンサートに行く様になって、この数年の間に日本全国縦横無尽ツアー、代々木での縦横無尽完結編(※ミヤジ56歳のon birthday🎂に!)、そしてあのロマンスの夜(配信もw)と自分でもびっくりな参戦率なのですが、やはりソロ「宮本浩次」とバンドとしての「エレファントカシマシ」はまたファン層が違うと言う事なのか、この4年9ヶ月振りのバンドの新曲と言うのはバンドのファンにとって格別な重みがあった様です。だってもう約5年待ってた訳ですから!(その間に恒例の新春と野音のライブはありましたけど)

例えがアレですけど、「ちょっと旅に出てくる」と出かけてしまい、いつ戻るのかも分からない彼氏を5年も待ってられます?そうして旅のお土産を手にその彼氏が戻ってきたとして、ただ待っていただけの自分が5年前と同じ気持ちで「おかえり!」と言えるだろうか。私だったらとっても複雑。。。ふらっと旅に出た彼氏は浮世小路で別の世界(もしくはもっと魅力的な女)に魅せられてもう戻ってこない可能性だってあり得たのですよ。(ええ、妄想は自由ですw)

そしてこれは個人的解釈と無駄に長い愛を綴る「ミヤジの沼渡り、その32」です。




★【主題歌はエレファントカシマシ「yes. I. do」!宮本浩次、阿部サダヲ、本木克英監督からコメント到着!2022(R4)12.09記事参照〜

『シャイロックの子供たち』の"主題歌"を作るにあたり、わたしはまず2回この映画を観ました。人間の心を善とか悪とかではないものを基準として描いた“こころの日記”のような作品で観た後に、わたしの心はずいぶん軽くなりました。
「ああ、俺たちは別に立派でも何でもないけれど、折にふれそんな自分を感じられるストレイトな感情を持っている。」

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「シャイロックの子供たち」公式サイトより
(※エレカシは主題歌にて参加)


そしてわたしもいい曲とか、悪い曲とか、そんなところじゃあなくてこころのままに、ストレイトに曲を作りあげることを心がけ、そしてこの「yes. I. do 」はこれを形にする事に成功したのではないか、と自負しています。

久しぶりに鳴らすエレファントカシマシのサウンドがこの映画と共にあることが誇りです。

この映画を観た人たちの心に、作品の持つリアリティや俳優陣の凄みのある、素晴らしい演技を邪魔することなく、この「yes. I. do 」が溶け込んでくれたなら、今はそんな楽しい夢想の日々です。

○宮本浩次(エレファントカシマシ)

※恐らく、コメントはまんまミヤジの書いたものなのではと推察。



でも、旅に出ていたミヤジは、バンド「エレファントカシマシ」の音に帰ってきた。それが4年9ヶ月振りのこの新曲なのです!


新参エビバデの私は、新曲の聴ける映画を観に行こうかどうしようかと逡巡し、最新のシングル「yes. I. do 」は映画の主題歌なのだけど、何の先入観もない真っ新な気持ちで聴きたいかなぁとも思いつつ、でもミヤジが映画を思って作った曲なのだし…とか。曲そのものはもう発売され、YouTubeで動画(MVではない)も配信されており、聴こうと思えばいつでも聴けるんだけどもしばらく触れないでいたの。映画予告とかでちらっとは耳にしてはいたけれど、でも…新曲のフルver.のファーストコンタクトはやはりコンサート会場で!ライブでステージからのまさに今の、リアルで等身大のバンドとしてのエレカシの音を浴びたいかも!とか考えちゃって。(無駄に迷いすぎw)

ああ、これはもうエレカシ35周年記念のコンサートで聴こう!
(と、無駄に悩んだ挙句に結論したw)



★【アリーナツアー「35th ANNIVERSARY TOUR 2023 YES. I. DO」 大阪公演 立見チケット先着受付のお知らせエレカシオフィシャルサイト 2023(R5).04.13のnews記事より参照〜
今ツアーは横浜2DAYS、東京3DAYS、名古屋2DAYSと開催され、そして大阪2DAYSでは、あの思い出の大阪城ホール(※縦横無尽ツアーで初ミヤジをめっちゃいい席で堪能した!)でファイナルとなるエレカシ35周年記念コンサートがいよいよ来週…いや今週…いやもう明日からやん!4/22(土)、4/23(日)(≧∇≦ギャー♪)に行われるのです。大阪城ホールは両日とも指定席は完売しており、つい先週立見席が追加販売となっておりました。ええ、行きますけどw

★【大阪城ホール:アクセス】大阪市中央区大阪城3番1号



エレファントカシマシ35周年記念ツアー
YES . I . DO
大阪城ホール 4/22(土) 4/23(日)いよいよファイナル!

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待ってろよ、大阪城ホール〜ヽ(≧∀≦)ノヨホホーイ





そして、少しばかり時を遡り。。。



ふとこの4月号を手に取ったのはまだ3月も中ば、ちらっとだけ見て閉じる。

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 ★【「音楽と人」2023年(令和5年)4月号
 うっかりジャケ買いならぬ「エレカシ」の文字買いw
 おっきいaikoさんの下の薄っい文字に手が伸びてまった。
 エレカシの記事はP24〜P37までの14ページ。
 読もうか、読むまいか…(買っておいてまた悩むw)
 コンサートでは真っ新な状態で音を感じたい気もするし、
 でもしかし駄菓子菓子…。何を私は悩んでいるのかw

 うーん。多分、多分だけど、怖いのだ。
 中学・高校時代から続いてきたこのバンドに、約5年振り
 のバンドとしての活動が、ミヤジの充実したソロ活動を挟
 んでどう影響したのかが。(新春と野音はあったけど)


「エレファントカシマシ 行かば道は開けん」

(略)
宮本だけではなく、石森敏行(ギター)、高緑正治(ベース)、冨永義之(ドラム)、禁断のソロインタビューからエレファントカシマシとは何か、を読む。

○インタビュー:カネミツヒロフミ
○撮影:カシワダテツヲ
○ヘアメイク:チネヒロミ



何が”禁断の”なのかと言うと、エレカシがインタビューを受ける時はいつもほぼミヤジしかしゃべらないからw、らしい。
そういや昔の面白音楽番組「HEY!HEY!HEY!」(※「孤独の太陽」ミヤジ35歳頃)に出演した時も、MCのダウンタウンが誰にどんな話を振ってもぐいぐい前に出て被せてきて全てに口を出すのがミヤジだった印象がw 他のTV番組でも概ねそんな感じだったような気がするのだけど、あれはTVでのお約束なのかしらね?と思っていたの。でも、最近何かで見かけたんだけど、所謂ロック系音楽評論家の渋谷陽一氏(※)の放ったコメントですっごい笑ったのがあったのよ。
「エレファントカシマシは何年経っても分からない。メンバーは何も話さないし、宮本はしゃべっても何を言っているのか分からないし」
(意訳wでも概ね想像はできる)

※渋谷陽一:新宿のロック喫茶に置いてあるでミニコミ誌『レボリューション』に投稿していた岩谷宏、橘川幸夫、松村雄策らと4人で中心となり、1972年に読者投稿型のミニコミ誌『rockin’ on』を創刊。翌年には全国配本の商業誌となり1977年には月刊誌になる。1986年(昭和61年)には邦楽専門の音楽誌『ROCKIN'ON JAPAN』を創刊。 by wiki
…と言うか、山崎神社の総本社の人だったわw


この言葉がいつの頃のものか分からないけど、多分、デビューして30年以上経っててもエレカシのその印象は概ね変わってないんだろうな。ミヤジが55歳で始めた「YouTuber大作戦!」で「もう亡くなりましたけども、俺たちにとって本当に先生と呼んでいい(音楽の)大先輩でもあり、尚且つ愛情を持って当時のエレファントカシマシをプロデュースしてくださった、育ててくれた大切な先生」と語っていた音楽プロデューサーの佐久間正英氏(※「悲しみの果て」、「今宵の月のように」ミヤジ30〜31歳頃)も「(エレカシは)中学生ぐらいからずっと仲良しのメンバーで、仲良しなくせにひとことも口をきかないという関係も独特で(笑)」とエレカシの不思議な関係性を語っていましたのよ。

ミヤジ(※55歳初w)の「YouTuber大作戦!」についてはこちらからもどうぞ〜♪
★【up&down+right&left その11〜おーい、おーい!〜】2022(R4)/05/29(日)記事参照〜

★【宮本浩次のYouTuber大作戦!第二弾 Archive~アルバム「縦横無尽」ヒストリー~ -前篇-】※佐久間氏については32;20秒頃。

(記事中略)
(90年代にもう一つ、エレファントカシマシの話も聞きたいです。何作もプロデュースされてますね。)
『ココロに花を』1996年8月21日発売、エレカシ8枚目アルバム。
『明日に向かって走れ -月夜の歌- 』(※「明日に」は「あしたに」と読む)1997年9月10日発売、エレカシ9枚目アルバム。

佐久間:やりましたね。エレカシもちょうど、転機になる時期でした。エレカシも大変でしたよ、いろんな意味で。
宮本くんはああいう人なんで、逆に大変ではないんです。ただバンドと歌い手の関係として、歌があそこまで強力で、それに対してその頃はまだバンドがちょっと弱かった。なおかつ、中学生ぐらいからずっと仲良しのメンバーで、仲良しなくせにひとことも口をきかないという関係も独特で(笑)。僕がその中に入っていかなきゃならないのが、難しいところでしたね。みんながもっと軽く口をきける感じだといいんだけど、宮本くん経由でないと誰も口をきかないんですよ。
スライダースのハリーとはまた違って、スライダースの場合はハリーという会社の社長がいて、下受けの会社であるメンバーがいて、みたいな感じなんだけど、エレカシは元々友達だということもあるんだろうけど、そういう感じじゃないんですよ。うまく言えないけど。

で、彼らは必ずスタジオに30分ぐらい早く来るんですけど、僕はいつもギリギリかちょっと遅れちゃうタイプなもので、スタジオに入っていくと、全員本を読んでいて、ひとことも口をきかない。で、「仲悪いの?」って聞くと、「そんなことないです」ってにこやかに答えるという(笑)。
(※最初は時間に遅れない、時間をキッチリ守るバンドってのが意外!だったんだけど、ホントその辺りはミヤジはそもそもが実に生真面目なタチなのだろうなと最近は思えてきた。佐久間さんとレコーディングした頃は一度契約を切られてからの再出発なのもあるんだろうけど、誰かに怒られない様にあるいは怒らせない様に時間を守るってのとも、そんなの当たり前のマナーでしょ!?ってのとも違って、そう、きっとスタジオで音楽を録れるのが素直に嬉しくって早く到着しちゃうってのもあったのかしらって思ったりする)

宮本くんは時々キレることがあるので、それがまた、スタジオ内に緊張感を呼ぶんですよ。幸い、僕に対してはないんだけど。(※それは…ミヤジが佐久間さんのことを敬愛していたから、なのかもw)

(特に印象的な作品は?)
曲で言うと、「今宵の月のように」はすごいなと思いました。

 あー!この曲はちゃん
 と曲名が日本語表記だ
 し!(嬉し)もう他の
 曲も全部きちんと日本
 語に修正してほしい。


※エレカシ15作目のシングル。1997年(平成9年)7月30日発売。(※ミヤジ31歳)フジテレビ系ドラマ『月の輝く夜だから』主題歌として作詞作曲した。

宮本浩次は歌が本当にすごいですね。その場で聴いていられる自分が幸せというか、感動します。
(※そう!そうなのよ。この頃のエレカシ再出発の8枚目アルバム『ココロに花を』発売当時(※ミヤジ30歳)の1996年からもう27年後の2023年の今でも、” その場で聴いていられる幸せ ”に激しく激しく同意!今56歳のミヤジの歌もその場で、同じ空間で聴くが断然いい!のだから(ノ´▽`*)b☆佐久間さんのこの言葉がとても嬉しい♬)

面白いのは、歌詞を間違えるケースがすごく多い。そうすると、そこで止めて、また歌いだすという録り方で、全部通して歌うということがあんまりない。力量的には、もちろん歌えるんですよ。でもなぜか歌詞を間違えるのは、彼にとって言葉というのは、実はどうでもいいんですね。彼自身がそう言ってたんだけど、「言葉なんかどうでもいい、言葉を歌ってるわけじゃない」と。だから歌ってる時に、どんどんエモーショナルになってくると、言葉から意識が外れちゃう。
(※そっか、そうなのかと納得。よく歌詞がぶっ飛んでたり「ロマンスの夜」の「恋人がサンタクロース」で歌い直してた時も、私ったら”50代も半ばを過ぎれば記憶力が落ちてても仕方ないわよねwうんうん”なんてトンチンカンな納得の仕方をしていたわ…ごめんミヤジ)

で、間違えるたびにだんだんイライラが募ってくるわけですよ(笑
それがさらにテンションを高めて、もっとすごい歌になっていく。(※そう、そう!そこがミヤジの七不思議な魅力の一つでもありw)

僕が経験したロックバンドの中で、テクニカルな意味も含めて、宮本浩次の歌のうまさはダントツですね。本当にうまい。ピッチとかリズムがうんぬんということではなく、たとえば「北島三郎の歌ってすごいよね」というような意味合いにおいて。もちろんヒムロックにしても、TERUにしても、歌はうまいしすごいけど、宮本浩次の力量はちょっと特殊ですね。

宮本くんの子供の時の歌って、聴いたことあります?すごいですよね、あれ。(※「初めての僕デス」ミヤジ当時小学4年生の10歳)

 ※「初めての僕デス」
 歌:宮本浩次
 作詞:関沢新一
 作曲:中村勝彦


1976年(昭和51年)8月、9月に、NHKの音楽番組『みんなのうた』で放送された。(※ドスの利き方とか「す」の可愛げとかもうw この頃から既に「珍奇男」の片鱗がw そしてこの10歳の「初めての僕デス」から41年後、『みんなのうた』でのエレカシ49枚目シングル「風と共に」(※2017年発売)に繋がるのです)

しかもあの頃からべらんめぇ口調で(笑)。何なんだろう? と思っちゃいますよね。そんな天才とバンドの音的な関係において、どうやったらいいか? ということが一番大変でしたね、エレカシの場合は


(略)

★【【月刊BARKS 佐久間正英 前進し続ける音楽家の軌跡~プロデューサー編 Vol.4】90年代のプロデュースその2~早川義夫、エレカシ、くるり】2013(H25)年10月18日 20:00配信 BARKSアーカイブより参照〜


このインタビューが掲載された頃は、佐久間さんは闘病生活を送っておられた時で氏の回復を祈って掲載されたものだそうです。しかし、2014年(平成26年)1月16日にお亡くなりになっていたことが息子さんの佐久間音哉氏から報告され、スキルス胃癌と診断された2013年4月から10ヶ月の闘病だったとのこと。享年61歳でした。もう9年前になりますが…遅まきながら、再び合掌。
(´;人;`)ああ、佐久間さんにも、今の、50代になってから始めた約5年に及ぶソロ活動を経て、この56歳になったミヤジの歌を、バンドデビューから35周年を経て一人も欠けることなく続き、進化及び深化し続けている今のエレカシの歌を、その場で聴いていられる幸せを感じて欲しかったな。。。
届いているといいな。。。

…いや、届け!




★【エレファントカシマシ「yes. I. do」※発売時、ミヤジ56歳。

 ”生きる、それが答えさ”
 縦横無尽でのミヤジとも、あの素敵なロ
 マンスの夜のミヤジとも違う。これがエ
 レカシのミヤジなのか。…いや、これだ

 これこそが
 エレカシの今の音!


○「yes. I. do」
○作詞、作曲:宮本浩次
○プロデューサー:宮本浩次
エレファントカシマシ、51枚目シングル。
2023年(令和5年)2月17日公開、映画『シャイロックの子供たち』の主題歌。

2023年(令和5年)2月17日(金)先行配信
2023年(令和5年)3月8日(水)発売

<収録楽曲>
 1. yes. I. do

 2. It’s only lonely crazy days
  ○作詞、作曲:宮本浩次
  ※「yes. I. do」カップリング曲

  

 いやいやこれも…いい♪
 好きー!o(≧ω≦)o




 3. yes. I. do (Instrumental)
  

 4. It’s only lonely crazy days (Instrumental)
  

※この③、④のインストゥルメンタル版がまた、どっちもいいのだよ〜!(ノω`*)ノ インストだとキーボードの輪郭がより鮮明に鳴ってて、雰囲気もそれぞれにとっても心地良くて、歌ありver.とはまた別の楽曲な印象なのです。転調のとこが好きすぎてインストだけでもリピートしちゃう♪…と言うかインストで泣く私って…もう(T∀T)アカンテ

★【レコチョク:エレファントカシマシ「yes. I. do」」】こちらでもどうぞ〜(´ω`人)



うん、雑誌『音楽と人』2023年(令和5年)4月号(でっかいAikoさんの表紙の)結局読んじゃったの、35周年記念のコンサートまで我慢できず。。。ええ、雑誌も読んで曲もガッツリ聴いてしまってから行きましたよ、年度末のドタバタの3月半ばに東京の有明アリーナまでw
…と言うか、先に記事を読んでしまい、また号泣(T_T)な、何故かしら…ね?





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旅立ちの朝、風とキャッチボールを。



★【エレカシ・宮本浩次「『あなたは大器晩成型だもの』母の言葉が僕の歌を支えている」 いまも、全力で走り続けて 宮本浩次 】※『婦人公論』webサイト:2020年(令和2年)2月25日記事より

老若男女を問わず、絶大な人気を誇るロックバンド「エレファントカシマシ」のボーカル・宮本浩次さん。令和2年度の芸術選奨 文部科学大臣賞 大衆芸能部門を受賞したことが発表されました。デビュー30周年を終えたばかりの2018年、弊誌でインタビューに応じた際の記事を再掲します。


なんと、5年前(2018年/平成30年)の記事が3年前(2020年/令和2年)に再掲されておりました。
エレカシ30周年の47都道府県ツアーを敢行し、NHKの『みんなのうた』からのオファーを受けて「風と共に」を発表、『FNS27時間テレビ にほんのれきし』のドラマ主題歌「RESTART」、NHK BSドラマ『全力失踪』の主題歌「今を歌え」を書きおろし、大晦日には『NHK紅白歌合戦』にエレカシとして初出場するという「キラキラした出来事」があったと言う2017年(平成29年)を振り返る、2018年(平成30年)のミヤジ(※多分51歳当時)の心境が垣間見えます。それを今読めることに感謝!

(略)先日、母の七回忌法要を終えましたが、74歳で他界する前の年までコンサートに来てくれていたんです。大音量だからって耳栓をして(笑)。生きていたら、「風と共に」を聴いてさぞかし喜んだろうと思います。NHK『みんなのうた』に登場したのは、10歳のときにソロで「はじめての僕デス」を歌って以来、40年ぶりのことだったから。(※公表、発売時は51歳なので正確には41年ぶり?)

結局、小学校5年で合唱団はやめてしまったんですけど。「歌のレッスンは女の子みたいだから恥ずかしい」と訴えたら、母は
そんなこと言っているけど、いつかプラスになったって私に感謝するときが来るわ
と、息巻いて言っていました。本当でしたね……。でも当時は素直になれなくて大喧嘩をしたりして。

今にして思えば、お母さんという存在が優しすぎて、「あなたは私のものよ」的な母性が疎ましく感じられる反抗期だったんです。そのときも勢いに任せて「うるせぇ!」って叫んじゃったんですけど、完敗でした。母は「なによ、あんたなんか、私から出てきたくせに」って、いわば伝家の宝刀を抜いたわけですよ。それを言われちゃ、ぐうの音も出ない。(笑)

なんだかんだ言っても、母の言葉は自信を与えてくれました。
レコード会社の契約を切られたとき、「なんで俺たちの歌は売れないんだろう?」とぼやく僕に、
大丈夫よ。だってあなたは大器晩成型だもの」って。
「母さん、なんで俺、人望がないんだろう?」とこぼしたときも、
人望なんて、これからよ」って即答してくれて、ありがたかったな。

こんなふうに折に触れて母を思い出す僕は、きっとマザコンなのでしょうね。理想の女性も、母のような無償の愛で包んでくれる優しさと、色気が両立している人です……、って大丈夫ですか? こんなこと公言しちゃって(笑)。でも、広い世界の中には、僕にとっての理想的な女性も存在することでしょう。支え合って、楽しい時間を共有するパートナーって大事だと思います。

とはいえ目下のところ、いい歌を作って、いいライブをして、たくさんの人に喜んでもらうこと以上に嬉しいことがあるとは思えないんです。歌を通じて、もっと気楽に生きていこうよと伝えたい。自分にふさわしい人生を生きて、無理しないでと。

「いつも元気を与えてくれて、ありがとう」って言ってくれる人がたくさんいるんだけど、僕らもみんなに自信をもらって、どんどん元気になるんです。この明るいエネルギーのキャッチボールが成立しているうちは走り続けたいと思っています。


構成: 丸山あかね
撮影: 岡本隆史
出典=『婦人公論』2018年(平成30年)7月10日号より




★【エレファントカシマシ「風と共に」※発売時ミヤジ51歳

 時々入るライブの映像がね、またいい
 の。ミヤジは時々若返る、とは本当。
 とても不思議な表情をいくつも持ってい
 るように見える。丹さんの映像の切り取
 り方が好きとも言う。



「風と共に」
 ○作詞、作曲:宮本浩次
 ○編曲:宮本浩次、村山☆潤
 ○MV監督:丹修一
 2017年(平成29年)7月26日(水)発売。エレファントカシマシの49枚目シングル。同年6月~7月に、NHKの番組『みんなのうた』で放送された。
(丹さんと言えば私は「コールアンドレスポンス」、「今を歌え」のMVが好き。そしてこのMVも何気にミヤジが船に乗ってて好き。そこかいw)

 心よ、自由であれ。風の旅人のように。
 あなたは私の小さな祈りを笑うでしょう。
 今は曇りでもそのうち晴れるさ。悲しみの向こうに私は今を生きたい。
 行き先は自由なのだから。風よ、どうか私に相応しい光へ導いてくれ。
 新しい自分に出会う旅に、私の未来に幸多かれ!
 きっと曇りのち晴れ。
 ひとひらのはなびらを手に、ひとかけらの夢を胸に
 そうさ、私は出かけて行く。


「風と共に」は発売の1年前に『みんなのうた』側から「はじめての僕デス」を出してからちょうど40年になるので、また歌ってほしいとオファーを受けたことから製作された楽曲であり、生きているみんなは子どもも大人も基本的にはきっとみんな同じ思いだろうと考えて、自分が感じたこと考えていることをストレートに歌詞と曲にした、とミヤジが本作の経緯について語っている。by wiki(ミヤジは ”ストレート” が本当に好きよね)

あれ!?『みんなのうた』だけど3分55秒でOK!だったのね。いやー「はじめての僕デス」は10歳で声変わりもまだだけど「♪分かってくれたら結構、結構♪」のところなんて、もうすでに” 宮本浩次 ”ですよw
…ああ、そっか。「風と共に」発売の翌年、2018年(平成30年)は歌を、歌のレッスンを薦めてくださったお母様の七回忌だったのね。それは、…それは本当に聴いて欲しかったでしょうね。。。ううん、きっとお母様は聴いてるし知ってると思うわ。「ほらね、私の言ったとおりだったでしょ!(ふふん♪」って、今も得意げに笑ってらっしゃるんじゃないかしらね。

いかん、泣きそう。。。なんかね、大好きな歌謡曲をたっぷりと歌いきった「ロマンスの夜」と言う素晴らしいコンサートを実現して、夢の一つを叶えたであろう今の56歳のミヤジを見ているのにね、もうこの記事も5年前のことで、その中の過去のお母様とのやりとりを読んで、あのレコード会社の契約を打ち切られた20代後半の頃や、アルバム『扉』の制作時にもがいていたであろう30代後半の頃のミヤジの形がすごい手触りで感じられるのよ。お母様が亡くなられたのも今からもう10年前で45歳頃だったんだと思うし、その頃はミヤジのことやエレカシのことも私はほとんど知らないでいたと言うのに。
何故なのか、今更、ものすごく…号 泣…(T_T)。。。
まさか『婦人公論』の記事で泣かされるとは。(え?私がおかしいのか!?
と言うか、私の中で宮本浩次と雑誌『婦人公論』のイメージのギャップがw


インタビューの方、きっとめっちゃ上手にお話してミヤジの言葉をまとめたんでしょうねw 文章では「僕」って一人称になってますけど、ミヤジは「私」(それも江戸っ子らしく”あたし”)って言ってたんじゃないかしらと推理。

そう、これは個人的解釈と無駄に長い愛を綴る「ミヤジの沼渡り、その31」です。



しかし、急性感音難聴になったのを「怪我の功名」と言い、2週間入院している間にそれまで1日に120本くらい吸っていた煙草をやめることができたとか、「奴隷天国」をあれはあれで非常に完成度の高い名曲なんだけれど、と自分で褒めてたり(今更だけど確かに確かに!)、バンド31年目のスタートとなった当時のニューアルバム『Wake Up』を「風と共に」「RESTART」「今を歌え」「夢を追う旅人」「Easy Go」とか、聴いたことがあると言っていただける曲のオンパレードで「すべての歌が自信作です!」と言い切ってたり、なんだか過去の発言なのにいちいち私には微笑ましいのよw



そして、自信作の詰まっていると言うエレカシ23枚目のアルバムがこちら!
collage-20180606-ek-wakeup.jpg
エレカシ23枚目アルバム『Wake Up』発売時、ミヤジ51歳

★【エレファントカシマシ 宮本浩次が語った覚醒とは? 新作アルバム『Wake Up』特大インタビュー】(の予告)rock'n on 2018(H30).5.29、19:00配信記事より参照〜
写真は雑誌『ROCKIN'ON JAPAN』がアルバム『Wake Up』が完成した2日後にインタビューした頃のもので、もう軽く5年前なのです。この頃の自分は…そう言えばなんか色々あったわぁ。この頃はバンド名位は知ってはいたけれどエレカシのエの字もない生活だったのだ。



うんそうね、ちょっと前までは(そんなの自分で言うのってどうなの〜?)(んな大袈裟なw)とかさ、きっと斜めに聞き流していたと思うけど、今は本当に「そうね」とニコニコして聞いちゃう。(アホw?いいえ!それでいいんです!)
だって、きっとそれはミヤジの本気でどこから切り取っても真本心だと思うじゃない?冗談や物の例えなどじゃなく、本当に一生懸命(それとも一所懸命の方がしっくりくる?)なんだろうなって思うのよ。伝わるのよ、私のココ♡に。
捻くれた私には、彼のそんな不器用でありながらも真剣で ”ストレート” な姿が、今は本当に好ましく眩しいのですよ。





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ふたたびのロマンス 〜最終夜〜第2部


なんと、私のところにもwowowからお電話がかかってきてたの(もうだいぶ前だけど)。ミヤジやエレカシの番組がある時だけ加入してはすぐ解約するニッチな利用者なのだけど我が家にもこのタイミングで来たかと思ったわ。
ちなみに「え?wowowって勧誘の電話とかかけてくるんだ?」と乗船員Kが驚いていたけど、私はロマンスな夜のエビバデさん達の最近のそんな噂を小耳に挟んでいたので、すぐに(これ絶対「ロマンスの夜」絡みの営業でしょ!)と分かってたんだけれど、「へー、どうしたんだろうね。今月は加入者増加推進月間とかかしらね?」などとしらばっくれました。そして、後日そっと再加入しましたw 我ながら電話一本でチョロい女なことw(゚⊿゚)ハハハ


宮本浩次「ロマンスの夜」
令和5年2月26日(日)22時からwowowにて放送!
collage-2023-02wowow-2.jpg
…てコラー!放送日曜日の夜かい!いやまあ録画するけどw


いつもなら目当ての月だけ(+1ヶ月)加入して即解約するのですが、敵もさるものwowowさん、立て続けに3月末からエレカシ35周年を記念して3ヶ月連続で特集を組むと言うあざとい技を繰り出して来た。くっ…これでは6月まで解約でけんやん。(ノ∇≦*)bなんてね <サンキューwowow!
ええ、まんまと術中にハマっております。神戸のコンサート会場で観て、東京公演を配信で観て、そんでまたそのためだけにwowowに再加入して観るってどんだけ好きなん!?と己にツッコミ。内容分かってるんだけど、でもね、あの「ロマンスの夜」のコンサートは、何度でも観たいと思う不思議な魅力があったのです。放送は東京公演のだけど、またいつか、あのコンサート会場で神戸の時の様なあの音に触れられたらいいなぁと私は思っているのです。
んーでもチケット高いしコンサートに行くほどでもないなぁ、でも気になるなぁと、ちょっとでもご興味ある方はこの機会に是非!ミヤジ(56歳)の不思議な乙女ワールドをお試しあれ。(私はwowowの回し者ではありませぬがw)

と、相も変わらず個人的解釈と無駄に長い愛を綴る「ミヤジの沼渡り、その30」ですのよ。(=∀=)ホホホ あの「最終夜」の再会まで思い出を胸に待ちましょう。
(※以下ネタバレ含む。wowowで新鮮な気持ちで見たい方はお気をつけて!)





★【ふたたびのロマンス 〜最終夜〜第1部】2023(R5)/01/21(土) 記事参照〜
(※13曲目「愛の戯れ」からの続きです。この曲がまた好きでね〜♡)


= 個人的にはここから第3幕に突入 =
(幕間はなかったので多分普通に第2幕の続きなんだけど)



14 異邦人

 「異邦人」
 ○作詞・作曲:久保田早紀
 1979年(昭和54年)10月1日発売
 久保田早紀デビューシングル


○『ROMANCE』に収録。

<オマケ>
★【宮本浩次-異邦人※発売時ミヤジ54歳

 ○歌(カバー):宮本浩次
 キーボード:小林武史
 ギター:名越由貴夫
 ベース:キタダ マキ
 ドラム:玉田豊夢
 MV監督:児玉裕一



このMVは、今は縦横無尽ツアーの時のイメージな気がしてて、今回の「ロマンスの夜」のステージではまた雰囲気が違った気がしたの。縦横無尽ツアーの時はどことなく破壊的、破滅的なイメージの「異邦人」で、今回私が参加した「ロマンスの夜」の12月の神戸公演の時はこう、もっとしっとり歌ってた気がして、原曲の「異邦人」(※久保田早紀:1980年版)に近かい軽やかさがあったと思う。でも振り替えで行われたこの1月の東京公演の時のは、縦横無尽ツアー時の雰囲気に寄った「異邦人」だった様に感じたのよ。この3月にはエレカシ35周年記念のアリーナツアーが始まる!ので、ミヤジの中にはもう「エレカシのミヤジ」が滲んでいたのかもしれない。(え?あれもう来月!?待って待って、まだそっちの方の心の準備が…アセアセΣ(´Д`lll)と自分で言ってて焦る私…汗)


15 ロマンス

 「ロマンス」
 ○作詞:阿久悠、作曲・編曲:筒美京平
 1975年(昭和50年)7月25日発売、岩崎宏美
 2枚目のシングル。9月オリコンチャート1位
 日本レコード大賞新人賞を獲得。


○『ROMANCE』に収録。

この曲では「あなたお願いよ、席を立たないで〜♪」とミヤジが全力で歌ってるのに、お客さんのエビバデ達はいよいよ我慢できずに席を立って踊っちゃうっていうシュールな現象が発生w 神戸の時もそうだったけど、東京公演ではまるで示し合わせた様にエビバデ達が一斉に立ち上がっててすごかったわw
だってしょうがないのよ、この曲はコンサートで聴くとつい踊りたくなっちゃうんだから!あの「ロマンス」(※岩崎宏美:1975年版)で立ち上がって踊りたくなるなんて不思議でしょ?でも確かに昨年の縦横無尽ツアーと完結編でのファイナルの時も、あの数あるロックな曲の中にあってどの曲にも引けを取らないほどこの曲は疾走感があったし、私も立ってめっちゃ踊りまくってた。最初聞いた時はそれ程引っかかる感じでもなかった曲が、コンサートで演奏する度に変化していくと言うか「成長する」かの様に輝いていくのを感じる時がある。この曲がまさにそう!本家の岩崎宏美さんがラジオ(※〜シアワセノカケラ〜2020(R2).11.2)で「この曲がこんなロックになるなんて!」と驚いていたけど、口付けも知らない小娘の「好き」って感情はピュアだからこその激しさと強さを持っていて、ミヤジが歌うとそれはもうロックそのものになるのよ。★【JAPAN JAM 2021 仮想ライブへダイブ!】2021(R3)/05/22(土) 記事参照〜

もし、コンサートでこの歌が始まったら遠慮せずに立って踊って存分に楽しんでほしい。とは言え私は神戸の時はずっと着席して歌を堪能してたわけだけど(履いてたヒールが高過ぎてw)、でも座ってじっくり聴く、というか浴びる?このロックな「ロマンス」タイムも私は嫌いじゃなかったの。なんて言うの、もう「堪らない!」って感じでしたのよ。





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ふたたびのロマンス 〜最終夜〜第1部




2通目の素敵な招待状が届き、東京での最終夜にそっと参加する事ができました。今年一番の私には最っ高の大人のお年玉でした✨



開催日:2023年(令和5年)1月16日(月)18:30開演
会場:有明、東京ガーデンシアター

「さあ、一緒に素敵な夜にしましょう!」
collage-230116-romance-4.jpg
ロマンスの夜
=神戸・有明=

(配信してくれてありがとうねー(*´∀`人 ♪!)



本当に、本当に東京での振替公演が開催されて良かった!
そして月曜日の夕方に東京の会場へ行くのは困難…なファンにも朗報の配信有りと言うオマケ付きで開催され、私は1月の半分をずっとウッキウキで過ごせたのですw
★【ロマンスな夜に】2022(R4)/12/10(土) 記事参照〜

しかも東京公演の配信はなぜか当初の予定より1日延長されてて、1月20日(金)の23:59まで(私は土曜日の0:10位まで見れた!)見ることができたので、金曜日の夜はもうギリギリまで堪能しましたよw
とは言え3時間半位が精一杯。(´∀`σ)σもっと見たかったよ〜)


曲目や構成は基本同じだったけど、東京公演と神戸公演は何となく印象が違う気がしたわね。振替だったからか、ミヤジのあの東京でのコンサートへの意気込みがその印象を変えたのかしら?と思ったり。神戸の方がよりしっとり感があって、「ロマンスの夜」のイメージにピッタリだったと思ったのよ。もしかして病み上がりでちょっと元気がなかっただけだったりして?でも、それが神戸のあの会場では空気感がすごっくしっくりしてて、私は神戸公演の音源もほしいなぁ…なんてw
配信で観た東京での「ロマンスの夜」には、ミヤジにより強めなパッションとサービス精神と言うか、激情も垣間見える公演だった気がしました。

東京公演を見ながら神戸に行った時のおさらいもしておこうと思う♪
そう、これは個人的解釈と無駄に長い愛を綴る「ミヤジの沼渡り、その29」でございます。





張り切って文章めっちゃ長くなったのと、油断して途中で更新するの忘れてたらガッツリ消えてしまってしばらく不貞寝した…。ので2部構成で。


神戸と東京を時々比べながらぼちぼちと。
※ちょいちょい思い出しては加筆・修正で追記しとります…(=∀=)


collage230116-romance-2rd.jpg


★【#ロマンスの夜
おお、あの夜を共有してた方がたくさんいらっしゃる。みんな優しいなぁ。



<神戸公演>
○開催日:12月7日(水)、12月8日(木)
○会場:神戸国際会館こくさいホール

そうそう、開演前は静かなピアノの曲が流れていたっけ。
ゆっくり灯りが消えてゆき、暗闇の中、スポットライトに照らされた今バンドのメンバーが一人ずつ下手(左側)から登場。さざなみの様に拍手が沸き起こった。少し間を置いて、最後に細いシルエットが登場すると会場から(待ってました!)とばかりに声にならない歓喜の声が上がり、一際大きな拍手がミヤジを迎える。体調不良で東京公演を延期していた彼を心配し、無事回復した事を安堵してのファンの温かい祝福の拍手だったと思う。

私は天井近くの席だったので、ステージを見下ろす形になるのだが、ドアから挿す光に照らされるように細く長く伸びていたミヤジの影がハッとするほど絵画的だった。その影だけでもう私はワクワクした。これは、今までのステージとはきっと何かが違うものになる!と。(ソロでの縦横無尽のツアーしか知らないのにねw)



<演目>
 
01 ジョニー ジョニィへの伝言

 「ジョニー ジョニィへの伝言」
 ○作詞:阿久悠、作曲:都倉俊一
 1973年(昭和48年)3月発売、ペドロ&カ
 プリシャスの4枚目シングル


○2020年(令和2年)11月18 日(水)発売、ソロ2枚目のカバーアルバム『ROMANCE』に収録。

<オマケ>
★【宮本浩次-カバーアルバム「ROMANCE」全曲ダイジェスト

 今更ながら、「ジョニーへの伝言」じゃなくて
 「ジョニィへの伝言」が正解と気がついた…。
 アルバム発売後、3年目にして気が付く私。
 ジャケ写にばっかり目が行ってるから。。。





02 春なのに

 「春なのに」
 ○作詞、作曲:中島みゆき
 1983年(昭和58年)1月11日発売、柏原芳恵
 の12枚目のシングル。


○2021年(令和3年)10月13日(水)発売、ソロ3枚目アルバム『縦横無尽』に収録。


03 まちぶせ

 「まちぶせ」
 ○作詞、作曲:荒井由実
 1976年(昭和51年)発売、三木聖子のデビュ
 ーシングル。ユーミンが本人をインタビューし
 て制作された曲だとか。by wiki


○2022年(令和4年)11月23日(水祝)発売、ソロ4枚目アルバム『秋の日に』に収録。


ソロの縦横無尽ツアーの時も一曲目は静かに始まってて私はゆったり構えていたと思うけど(めっちゃ滂沱してたけどw)、「ジョニー ジョニィへの伝言」の歌い出しはやや緊張したまま受け止める。体調不良を押して無理をしているんじゃないかしら大丈夫かしら…とまだハラハラしてた。「春なのに」でそれが杞憂であるとやっとホッとする。「まちぶせ」ではすっかりミヤジワールドの乙女の世界に違和感なく入り込んでいた。私、この歌こんなに好きだったっけ?





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